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 その他

 敵の名前

ヤマトタケルノミコト、犬田小文吾、飛鳥涼、天然理心流の近藤家など、敵の名前を奪うという風習があります。
政略結婚もこれに近いかもしれない。

じつは俺が仕事上で使ってる筆名も、当時一番嫌いだった人の名前から取りました。
どんなにムカつくことがあっても、この名前でいる時だけは、私情を挟まず、社会のすべての人のために尽くそうという意味です。
実際は、全然そんな具合にはいきませんでした。

しかし、バンド名とかは、案外いいかげんな理由とか、たまたま成りゆきで決まったくらいのほうが、大物になることが多い。
イタい格好つけ野郎よりは好感を持たれます。

 

 交換

記紀に、即位前の応神天皇が敦賀の笥飯大神(気比大神)と名前を取り替えたという話が出てきます。
よくわからないことですが、余談として御紹介しときます。

 

 ウソの名前

滅びたはずの、甲斐武田家の子孫や、美濃斉藤家の武将の子孫が、なぜか生き残っていて、しかも、どちらの場合も、遠く離れた高知県にいたりする。

ほかにも、ある武術の名門にまぎらわしい人が(意図的なのかどうかは不明)、やっぱり高知県だったりする。

なんでウソつきはいつも高知県なのか。

系図研究家の武田光弘先生がおっしゃるには、長宗我部家に征服されていた経歴を隠すために、ヨソから逃げのびてきた名家のフリをしたのではないかということです。

終戦直後には、皇位継承権があると言い張る人がたくさん現れて、天皇を自称し、笑われたり逮捕されたり精神病院に入れられたりしました。

 

 

 

 

最近では、有栖川宮様が派手な披露宴をやってニュースになりましたが、軍服が帯だけ佐官用だったり、あれに招待されてた右翼団体の大物たちが、なんで誰もツッコミを入れないかな。

 

 愛情とエゴは区別

男の子が生まれると、母親が、「かわいい男の子に似合う名前」にしてしまうことが多い。
でも、その子だっていずれ、オッサンになるんですからね。

たとえば、翔太、健太なんてのは、母親が息子をそういう音の響きで呼びたいだけでしょう?
だったら、翔太郎や健太郎も選択肢に入れてくださいよ。
呼ぶのは、あだ名として略せばいいんだから。
翔太・健太じゃあ、武士のうちに入らない下賤の雑兵の名前ではないか。
なにか理由や思い入れがあるならいいけれど。

あと、特撮マニアのお母さん!
アギトなんて名付けて、アゴの出っ張った子だったらどうすんの。

名前は、その子のものです。親のものじゃない。

 

 人の意見も聞け

冷静かつ客観的になるためにも、せめて親戚の参考意見くらいは、一応は聞いたほうがいい。
二人のために世界はあるのじゃあなくて、世間とかかわっていく社会性です。
どんなに深い意味や愛情が込められていても、悪魔クンってのが社会的にどう思われるか。

俺が生まれた時、祈祷師が画数を調整して持って来た候補の中に、タゴサクとかマンキチとか(じゃないけど、それらに近い)があり、伯父がふるいにかけてくれて、もうちょっと現代的な、候補の中で一番マシな名前に決まりました。
だから俺にとって、その伯父はゴッドファーザー(名付け親)です。

 

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