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 優劣はない

どっちが偉いというものじゃありませんよ。

小難しい専門書も、子ども向けの入門書も、どちらも社会の役に立っている。
ただ、
用途が違うから、区別しておきたいわけです。

できるだけ、原本・原語・現地・当時の資料を自分の目で確認したい。
もちろん、由緒正しい資料でも、その記述が正しいかどうかは検証されなければいけませんが。

 

 一次資料

中国武器の事典として最高峰とされているのは、曽公亮『武経総要』です。
これ以降に出た本は多かれ少なかれ、これをパクる。

これの図を転載した、王圻『三才図会』、茅元儀『武備志』も有名どころです。

ほかに、中国武術やってる人なら、畢懋康『軍器図説』、何良臣『利器図考』、劉権之『工部軍器図設』、周緯『中国兵器史稿』などを知っている。

このコンテンツは、できるだけ、そういう本を資料に使いたいです。

ところが、俺はこのへんの本をあんまり持っていません。

 

 他の本に転載されているが…

これら一次資料は、現代の本にも、部分的には転載されてます。

それが原文引用や原図転載ならば、一次資料として使えるんです。

ところが、勝手に内容を変えてしまっていることがよくある。

せっかく珍しい資料を参考文献にして書かれた本なのに、資料として使いにくい。
だから、一次資料を手に入れるまでは、このコンテンツには使いたくないんです。

 

 新紀元社の武器関連書籍

新紀元社さんというのは、武器や神話の本をたくさん出版なさってます。
この分野の本を出している会社としては、たぶん最大手さんじゃないでしょうか。

誹謗中傷する気はないから先に言っときますが、俺も10冊くらい買って、おおいに読ませてもらってます。
体系的な分類で、広いジャンルを手際よくまとめてあって、特に外国の武器に関しては勉強になるところが多く、値段も手ごろです。

しかし、このコンテンツみたいなことをやるには、まったく使いにくい
その理由を、次のページから。

 

 続く→ 

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