←戻る  外板下張り(上甲板上)

5月中に終わらなかった外板、あとは先細りでないので、そう時間はかからないと見ている。
やればすぐ終わるからと言ってやらないというのは、すぐ終わるんだったら、やれよ(笑)
その前に、上甲板がまだ終わっていない。

 

 6/1 上甲板の整形の続き
今日は休みだが、徹夜明けで猛烈に飲んでしまったため、作業する気が全然おきない。やる気があるときは時間がなかったり、ヒマなときは気分が乗らなかったり。
やらないと先に進まないので手をつける。さっきから小さい地震がたて続け。
フチをキワ刀とヤスリで仕上げ。アウトリガ穴を小さめに開けた。アウトリガは斜めに入るから後で現物合わせで広げるつもり。昇降口を切り広げたが、右舷側は板がはがれてしまったので再接着、これが乾いてからにする。

 

 6/2 上甲板の整形の続き
昇降口を切り広げ、フチを仕上げ。少し空けて張ったおかげで、いきなり刃が入るからラクだった。最後の3枚を張る。
わざと短かめにしておいた上甲板前端に、
端材で縁取をつけた。ここで実家から持ってきたリボン切り出しの工具が役に立った。長さは適当。主なフチにはみんな縁取がつくのだし、材木は木口から裂けるので、こうしないと戦闘強度としては納得がいかない。後端は船尾角材がつくので長さが成り行きになるから後回し。

 

 6/3 上甲板整形の続きと、ファイフレールAの設置
マスト穴にかかる上甲板を切り欠き。マスト材を当てて現物合わせ。
ファイフレール小×2は、開けておいた穴に支柱を止めてから板を固定。下甲板は傾斜がキツイので、
先に組まなくて正解だった。接着は瞬接。
木以外の素材用には万能接着剤というのが付属していたが、ゴム系の、いわゆるGボンドらしい。あれは劣化するからダメだ。靴底も剥がれるし、昔は陶芸の破片をこれでやってたのが今になってパリパリで、どこの博物館でもやり直している。

 

 6/4 外板補助材の加工と、籠の組立
外板補助材はフレームより薄くて2.5ミリ厚、説明書では1枚だが、現物は左右2枚ある。
かなり曲げることになる。水につけてみたが、左舷が少し割れちまった。こういう所であせるとロクなことにならない。水につけて1日置くことにする。
待ってる間に、籠を組む。ラーメンが食べたくなる形だ。軍艦で言えば生ゴミ容器か何かだと思うが、もちろん後で武装にするつもり。意外にデカい。実物は洋酒樽くらいはあるはず。プラなので合わせ目をヤスリがけ。

 

 6/5 外板補助材の加工の続きと、外板下張材の下塗り
じっくり濡らしまくって、クリップで強引に仮止め。現状に合わせようとすると
長さも幅もありすぎる。少し詰めるか、曲げ方を変えないとおさまらないかもしれない。なんとか折り合いをつけ、曲がり具合を決めた。乾燥待ち。癖が固まって落ち着くまで、このままもう1日置く。
やることがないので、外板下張材の残り19枚全部を仕込む。上塗りは張りながらやるつもり。

 

 6/6 外板補助材の加工の続き
乾いたが、あまりにも原寸図と違う。現状に合わせると、圧の足りないタイヤのようにペタッと平らにせざるをえないのだが、移乗され放題で白兵戦に不利だとも思う。ここのラインは重要な魅力なので、なんとしても
流れるような曲線にしたい
今ならまだ間に合う。もう一度水につけて、最初からやりなおす。フレームCとDの高さを10ミリも詰め、カーブの頂点を下げた。基準外板を下回るが、しょうがない。今夜もたぶん外泊する。画像処理もアップロードも明日。

 

 6/7 外板補助材と籠の加工の続き
外板補助材をやりなおしている間に、籠の口の内側に縄目モールドを少し追加。塗装もやってしまう。ジャブジャブに薄くしたハルレッド。隙間にたまってくれて、これで編目に立体感が出るという目算。二度塗り。木に乗せた時と比べてピンクっぽさがなくていい。
観念的な編目なので、ここは造形ではなく塗装で見せる。完成見本写真では飴色の古竹みたいな色をしているが、トップコートするかどうかは完成後にバランスを見てから決める。今のままでも、いくらかツヤはある。

 

 6/8 外板補助材の加工の続き
そんなわけで、U字ではなくC字のようなラインに持っていって、左右をそろえた。あとで外板を削り、外板補強材も下げることになる。キットの
設計ミスか。
しかし実際の船は、ここは一枚板ではあるまい。本当にこうやってるとしたら椅子職人並の木工技術だが、こんな大きな板が曲面で?と思ったら、あとで上張りするのだ。これはチタン合金のモノコックという設定にする。結局、断面を面取りだけすれば、横幅は詰めなくてすみそう。

 

 6/9 外板補助材の塗装と設置
説明書では外板補助材の内側断面は塗らないようだが、
納得いかない。主砲窓を開けるつもりだから、裏側も見える。ウッドブラウン塗り。
外板補助材の後端が、フレームEの先端の幅よりずいぶん広いが、フレーム上端をおおいかくす手摺の幅がこのサイズらしい。
しっかり曲げたから、船首側の釘は8本ではなく4本で充分止まった。上張りがボコボコになるといけないので、あんまり釘は使いたくない。

 

 6/10 船尾角材の・・・
船尾角材。またもや原寸図に従えとのことだが、これがまた、何がどうなのかサッパリ
わからない。要するに、成り行きだ。外板を張らなければ決まらないものが、外板を張るための支柱になるんだから、卵と鶏。
とりあえず原寸図のほか、上甲板手摺を当てて長さを見て、計って切り出したが、これが中まで貫通していないのも強度的に納得できない。両端に補強材をでっちあげたほうがいいような気もする。これは後回しだ。

 

 6/11 外板下張り(上甲板上)
とにかく外板を張る。下張材が足りなくなることを恐れて、船尾側から。下が成り行きなので、上から。内にしまった尻上がり。このへんが、
ウズラかヒヨコみたいで宇宙船にせずにいられなかった部分。
先細りでもないし反りも少ないが、完成後に目立つ部分なので、ちょっと気を使う。今日は左舷4枚だけ。船尾角材を先に切り出してしまったのは失敗だった。原寸図とは少し違う寸法になるかもしれない。

 

 6/12 外板下張り(上甲板上)の続き
今日は左舷2枚、右舷6枚。両端スクエアのまま。
後で斜めに削る
陶芸だと、ハクション大魔王のようなツボの場合、底と肩のラインはどちらかで調整できても、肩から口へのラインは、肩がどうであれ高さで決まってしまう。こうして見ると、フレームGだけ0.5ミリほど高い。
この部分はもっとペースを上げたいが、今、あちこちで祭やってて、手伝いに行かなければならないんで。更新はたぶん明日。

 

 6/13 外板下張材と錨の塗装
板不足を恐れて、いったん船首側。端材をかき集めて上塗り。やはりフレームAと船首補助材は面取しすぎ。外板張りの前に主砲窓を開けたほうが作業がラクと気付いたが、砲を設置しなければ窓の位置が決まらず、砲は作ってもいない。武装は完成後にやりたいが、ここは組んでしまうと手が入りにくい。立ち往生。
しょうがないので、アンカーをやる。ホワイトメタル。
鋳造肌が荒くていい感じなので、実家から持ってきたセミグロスブラックの上澄みを薄〜く乗せた。

 

 →つづき 

 

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