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手投げ 軍用航空機は、まず偵察機とか観測機だったわけですが、飛行機が珍しかった頃は敵味方が飛行中に遭遇しても、敬礼を送りあって、戦わなかったそうです。 航空兵装の始まりは、たまたま手元にあった工具を投げつけたのが始まりだそうです。それがレンガや石を積んでいくようになり、拳銃を使ってみて効率悪いので機関銃になった。
機関銃 機関銃(マシンガン)は、もっぱら自動連射で使う銃です。 薬師丸ひろ子さんが撃って面白がってたようなのは短機関銃(機関短銃。サブマシンガン)といって、あれは拳銃用の弾丸です。 なんなら拳銃でも小銃でも自動連射機能をつけたものはあるんですが、歴史の順番としては、機関銃は機関銃だけです。 本当の機関銃は、何百発と本気で大量連射するので、銃身が摩擦熱で焼け付くから冷却を要する。 反動が大きいので、三脚や二脚がほとんど必須だったり。 車輌や塹壕に据え付けて使う従来のものが重機関銃、ライフル弾でも1人で持ち歩けるくらい軽量化したものが軽機関銃、その中間で両用しようと思ったら中途半端になっちゃった汎用機関銃というのもあります。 一概には言えませんが、米軍がいろいろ使ってみた限りでは、本体重量10キロではちょっと重くてバテる、7キロくらいでなきゃ持ち歩けない、足りない時はミサイルかなんかでやればいいやということがわかり、一個分隊の援護火力であれば、最近はもう5.56ミリです。 重機関銃というのは、台車につけてゴロゴロ引き回すくらいのやつです。人の手で持ち運ぶのであれば3人がかり。昔は椅子まで備え付けてあった。
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それと、狭義には、機関銃は弾丸のエネルギーで発射の連続動作をやります。 機関銃の発射動作の連続は、火薬が爆発した時の反動かガス圧を動力源にし、銃身の冷却方式には水冷と空冷があります。 マキシムは飛行機にも挑戦した会社。のちにビッカースの子会社のような感じになる。ドイツで生産した分は、工廠の地名をとってスパンドゥとかシュパンダウとか言う(豚さんの機体に積んでるのが、これ)。 ソ連のようなマイナスなん十度Cという寒冷地の場合、冷却水は凍るので、水冷でも空冷として使ったりもします。
航空機銃 この時代の戦闘機は、機関銃が主兵装です。初めて戦闘機に積んだのはフランス。爆撃機でも自衛のために積みます。 たいてい左右に連装してるのも、同じ理由。 大口径で1発ばかり撃っても、空では、ほとんど当たらない。 航空機に積む場合、地上で使うよりも問題が多いです。 普通は冷却装置を撤去して、銃身をむき出しにします。そのほうが上空では冷える。 薬莢は、タレ流しで空中投棄している場合もありますが、少しでも重心の変化を防ぎたいとか、機体や乗員に降りかかると熱くて危ないとか、金属がもったいないなどの理由で、籠や袋に受けて回収している場合もあります。
→つづき
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