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パンダが帰ってくる? リンリン様の崩御で、上野のパンダは完全に滅亡したこと。 ここまでは、あちこちに書いているとおり、御存知のとおりです。 上野にパンダが帰ってくるというのは、かしこくもシュアンシュアン様の再幸でもない限り、もはや言う言葉ではない。 滅びたものは、金輪際、もう二度と帰ってきてくれないのだ。 台東区民としては、いらないとも来るなとも言えないし、しかし、手放しで喜ぶ気持ちになれない。 俺は、この問題を解決する突破口になりうるものがあるとすれば、それは、カンカン様ランラン様が日本にお越しになったあの時代、話の原点に、それこそ回帰して考えてみようと。 → これ するとですね、衝撃的な事実が判明しまして。 もはやパンダの話どころではなくなってしまったので、どうしても世間様にお知らせしなければならぬと思って、日記のページに書くには長いので、こっちに書くことにしたわけです。 このDVDの題名は誇大広告ではなく、本当に、すべて!を見せていただきました。
必殺技のひとつに「巴投げ」がある! ギザギザのトサカのある怪獣に対して、巴投げをしている。 ウルトラなになにキックとか、ウルトラ回転なになに落としとかではありません。 俺は、この歳まで、ウルトラ一族の戦技の中に巴投げがあることを知らなかった。 巴投げらしきものを使ったのは、何度か見た記憶がありましたよ。 どうも必殺光線を出すのが遅いなあとは思っていたが、そりゃそうだよ、講道館使いだったのだ、この人は! しかも、ものすごくヘタクソ。
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稽古が足りない ハヤタ隊員は最初から科特隊の隊員であり、うっかりウルトラマンが殺しちゃったので、ウルトラマンの命を共有することになったという、半ゾンビ。 モロボシダンは、地球人に化けているウルトラセブンそのものであり、全くの宇宙人。 郷秀樹は、死んだところへ新マンの命を譲り受けることによって変身能力を得たという点では、初代マンと同じ半ゾンビだが、もともとカーレーサーを目指す市民であって、戦闘のプロではなかった。 郷秀樹の心身が鍛えられて成長していけば、新マンも強くなる。
「背負い投げ」もしている これまた、「背負い投げ」とテロップが出ているのですが…。 シュガロンは、倒れている新マンにボディプレスをするが、新マンはかわす。 これはプロレスで言えば、右手は、髪の毛かマスクの後頭部をつかんで投げている状態だと思いますが。 背中と背中をつけて投げるというのは、背負い投げは背負い投げでも、裏背負いです。 また、劇中に登場する地球防衛組織のメカは、改めてよく見ると、初代ウルトラマンのそれよりもあきらかに古いタイプです。
これはですね、美学なんですよ たしかに現代剣道では、始め!と言われて蹲踞から立ち上がりながらいきなり面を奇襲してもルール違反にはならないが、そんなんで勝ってもねえ、それはまあ2〜3段くらいまで、高校生くらいまでの剣道ですよ。 柔道も、まず最初は熊のように両手を上げるもんだ。 こういうやり方をしていない限り、絶対にたどり着けない境地というのがあって、それを得るために武道をやるんで、ただの殺人術でよければもっと効率いいやり方がいくらでもある。 今の柔道を見てみろよ、組まれないようにチョコチョコ牽制しあって、ちょっと組まれるとすぐ切りにいって、まるで間寛平さんの猿が池乃めだかさんの猫を攻撃する姿にそっくりだよ。 もちろん、存分に組まれたら、相手が実力を出しきってしまうが、それで負けたのなら、てめえが弱かったんだから、負けて当たり前で、それをセコい小細工で勝ったら二重に負けなのですよ。 初代ウルトラマンは、猫背のへっぴり腰で手を突き出すという、レスリング系ないしアメリカン空手風の構えをしていたが、帰ってきたウルトラマンは、もっと背筋をのばしている。 ウルトラセブンは、基礎ができていないうちから、万能武器を与えて、道具に頼る癖をつけてしまう。 つまり、「帰ってきた」とは出処進退の移動のことではなく、「芸風が古式に回帰しつつあるウルトラマン」の意だったのではあるまいか、というのがこのページの趣旨であります。
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