巨大な先人に学ぶ 「帰る」の定義 中年の方、特撮マニアの方は、このページを飛ばして、次にお進みください。 →こちら
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普通名詞になる ウルトラマンというキャラは、『ウルトラマン』という番組に始まりました。 東京オリンピック以来、ウルトラCという流行語があり、ウルトラは今で言うところの「ちょーなになに」に近い、かっこいい言葉だった。 劇中で、ハヤタという地球人が、この巨大宇宙人をウルトラマンと名付けて以来、ウルトラマンということになった。 ところが、ウルトラマンと呼ばれる者は、このあと何十年にもわたってウジャウジャ地球に出没することになる。 しまいには、デパートの屋上で演劇をやったり、企業CMに出演して商品を宣伝したり、芸能活動を始めてしまう。 よく考えれば当然なのですが、光を食って生きようと、何万何千年という長寿だろうと、生殖器官が見当たらないにしても、雌雄別体の生物であるからには、それは一個体にすぎない。 さらに、獅子座L77星とか、U40とか、別の星にも、似たようなのが少なくとも1万人いるという。 なおかつ、「この商品を買って、君もウルトラマンになろう!」とかなんとか、詐欺ギリギリな版権商品まで発売されることになる。 俺はエイティ以降の本編を観てないので詳細は不明ですが(ガイアというのはネット上で動画をちょっと観ましたが)、「光の巨人」と称するタイプもあるらしく、宇宙人かもしれないが宇宙人ではないのかもしれないという、特殊な地球人がなんとなく変身するのもあるようです。青いのまでいるらしい。 もはや種の名ですらない。 シリーズ1作目のウルトラマンだけをさす場合は、初代ウルトラマンとか、マンとか呼称されております。
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ここからが話の本題ですが シリーズ3作目のウルトラマンは、劇中では一貫して、単にウルトラマンと呼ばれました。 体の色分けが微妙に違ううえに、赤色の縁に細線が入ること。 あきらかに初代ウルトラマンとは別人です。 ところが、これの番組タイトルは「帰ってきたウルトラマン」というんですね。
帰ってきたのかどうか 帰ってきたのはマンとセブンであり、新マンは初登場なわけです。 帰るというのも微妙な話で、こいつらが帰る場所はM78星雲(光の国)。
可能性 5千年くらい前の地球に、ウルトラマンのたぐいが来て、怪獣退治をしたらしい。 新マンの年齢が1万7千歳であるから、過去に地球を訪れたことはあったのかもしれない。 じつは、ゴジラとか、スーパー戦隊とか、仮面ライダーとか、米軍とか、「悪の手から地球の平和を守って戦う正義の連中」というのは有り余っていて、正義の味方の需要は間に合っております。 地球を侵略する悪党なんてのは、後楽園あたりでは毎週のように出没しており、そのたびに即刻、撲滅されている。
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