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〈クパッ〉というような、両唇をもちいてだす鳴き声

(chomp)

☆〈クパッ・クパッ・クパッ・クパッ・クパッ・クパッ…〉とすばやく六回以上つづけて口を開けたり閉じたりすると、二つの構成要素、つまり一つは上下の歯を鋭く咬みあわせたとき出る〈クッ〉というような音、もう一つは閉じていた両唇をすばやく開けたとき出る〈ンパッ〉というような音(smack)からなる一つづきの音声が出る。
クライマン(略)は、これを「口鳴らし【ジョウ・クラッピング】」と名づけている。
ときには〈ンパッ〉だけのこともあるし、〈クッ〉だけのこともあるが、ふつうは両方の音を同時にだす。
もっともスペクトログラムをもちいても明確には区別しにくい。
〈クパッ〉一回は一-二秒つづく(略)。

 野外ではチェンチェンが私たちの存在に気づいたとき、この鳴き声を発したし、ワナにかかった個体も私たちが近づいたとき発した。
英雄溝のあるオスは、同じオリにメスが入れられ、とくに彼のそばに寄ってきたり顔をつきあわせたりすると、片隅に引きさがり、〈グッ〉や〈クパッ〉を繰り返した。
彼以外にも飼育下のパンダは、同じような場面で〈クパッ〉の鳴き声を発した。

野外では発情したメスが近くにいるとオスが時おりこの鳴き声で鳴いたし、ある個体は不安をかきたてられたときにもこの鳴き声を発した。
この鳴き声は多少威嚇的ではあるが、攻撃する意志のないことをも伝えるなど、あいまいな意味で発せられるようである。

 

 

「クパッ」

 ↓ 試訳

「チッチッチッチッ(不都合あった時に舌打ちの連続)」「(貧乏ゆすり)」「(指先で机を軽く叩き続ける)」「フイーユ(いい女を見かけて口笛)

これはリンリン陛下も実際によくやっておられ、たびたび聞いたことがあります。
俺が提唱してる口調の語尾「ぱんぱん」というのがコレ。

これまた声ではなくて音なんですよね。

人間も、古い言語では、警告の舌打ちがあったらしい。
アフリカの現地語に、人類すべての言語の原形というか、類人猿から人間への過渡期の特徴をよく残した言語があって、毒や猛獣など、危険や不安をあらわす名詞の前には舌打ち音がつくという。

しかし、パンダの用例では、なんらかの「落ち着きのなさ」と思われます。
不安ってほど不安でもない。

つまり、生茶ですよ。
パペットを装着したら、つい、そのへんの人に噛み付かせてしまいますね。甘噛み。普段はお上品な女性でも、「う〜〜、がぶがぶっ」とか言いながら(笑)決して悪気はないんだけど、それでいて軽くイライラしてて、なかば狂気をうかべて別人格になって、ちょっかいを出す。
「無邪気だけど危い奴」というようなものがコレでしょう。敵意はほとんどない。

気功で言うと、浮いた気が余っていて、放出したくてしょうがない状態。
ナイフで椅子を切り裂いたり、ライターで壁をこがしたり、何か暴走しかねない。

昔、アメリカンクラッカーというのが流行った時に、なんでこんなものが流行ったのか誰にもわからなかった。
それでも、なーんか、耳鳴りするようなカチカチが、イライラした気分をますますイライラさせて、中毒症状だったんでしょうね。

小学生なんかが、自分でも意味不明な行動というか、特に理由もなく舌を鳴らしてコッコッという音を出して、それが、やってるうちに癖になっちゃうようなことがよくある。何でもいいんでしょうね。
だから、訳しようがないことです。

いい女を見かけて口笛っていうのは、50年代のアメリカじゃあるまいし、今どきそんなバカがいるのか?と思うでしょうが、いるんです、ライヴハウスで背中が派手に開いた服の女性に対して、すれちがいさまにやってる奴を見かけたことがある。
アメリカといえば、指をはじいて鳴らすのも、ウェストサイド風に何度もやるならコレですね。

 

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