←戻る　 　 　不公平 自分の仕事のヘマを、何の罪もない他の人々に押し付けている。 お願いします助けてくださいではなく、払えと決めつけられてしまう（失敗した奴が決めている）。 しかも、国民に平等にではなく、特定の趣味の人々の楽しみを犠牲にしている。 趣味、嗜好品なのだぞ、これは。 煙草が唯一の楽しみという人だって、いるかもしれないじゃないか。 いや、本当にいるのだ。 俺の祖母は、煙草だけが、本当にたったひとつの趣味だった。 なにか買い集めるでもない、どこか出かけるでもない、なにかを見たり読んだり聴いたりするでもない、ただただ、煙草をうまそうに吸っていた。 祖母は、誰にも迷惑かけず、一生元気に過ごして、92歳で老衰で死んだ時、これといって品物を残さなかった。 俺は灰皿を形見にもらったくらい。 　 　買いだめ 俺は今、セブンスターズのライトにしてるんですが、近所の煙草屋に置いてあるカートンは、あるだけ全部、９月中に買い集めてきました。 あんまり早くから買い始めたせいで、すでに１カートン吸ってしまった（笑） これでもう、当分は買わない。 これとプチ禁煙を組み合わせ、少しずつ吸って、これも吸い終わったら中規模禁煙して、むこう半年くらいは買わん。 しかも、煙草やめないぞ。 たとえ千円になったって、吸いたい時は吸う。 みなさんも、きっと、そんな感じの対応なさったでしょ？ 増税したって愛煙家は滅びない。 喫煙者が減ったって、増税とトントンで、税収は増えない。 ざまあみろだ。 政治家なんぞにはわかるまいが、われわれ庶民はな、無ければ無いなりに、今ある範囲の中で、身の丈に合わせてつつましく、やりくりするということをやっとるのじゃ。 ムダ使いしておいて、足りなくなって、歳入のほうを増やそうなんて発想が、そもそも間違っておるのだよ。 俺が納得するような増税をやってみせろ！ 　 　本当にささやかに楽しむ 右側に１カートンだけ、チャコのソフトが混ざってますが、これ、９月３０日の夕方、「落ち込んでるかなーと思って様子を見に来ました（笑）」と言って、わざわざ雨の中を、たあ様が差し入れしてくださいました。一生恩にきます！　銘柄まちがってるけど！ しかも、たあ様は童顔なので、年齢確認を求められるのが恥ずかしかったので、わざわざ母上様が一緒に買いに行ってくださったそうです。もったいなくて吸えないよ！　吸うけど！　しかもタール14ミリ！　ありがたくて頭がクラクラするわ。 健康にいいか悪いかじゃねーよバカ野郎。 やすらぎだったり、ほっとする一休みだったり、ささやかな幸せが、この１本１本の中に入っているのだ、税金も入っているが…。 矢沢永吉さんの言葉に、『おまえがどんだけいい大学入ってどんだけいい会社に就職しても、おまえが一生かかって稼ぐ額は矢沢の２秒』、とかなんとかいうのがある。 とんねるずさんも似たようなことをテレビで言ったことがある。 煙草１箱300円でも500円でも、金持ちにはあんまり影響ないんだよ、貧乏人が困るんだよ、ある所から取れよ。		財源はほかにある 日本には161万の会社があって、国税庁の着手件数が年間200そこそこ、これだけでも300億円くらいの脱税が見つかっている。 見つかってない脱税は、元国税庁長官の矢澤富太郎氏の推計によると８〜14兆円。 政党に献金してくれる大企業にはガバガバ儲けさせて、年金でエコー買ってる年寄りからは、なけなしの小銭をしぼり取ろうっての？ 　 　平成二十二年のたばこ税の大幅増税に反対してくださった、見識ある政治家の皆様 煙草が健康にいいか悪いかはともかくとして、筋道の通らない不公平な増税には反対という、至極まっとうな民意を、国政に反影させようとして御尽力くださった、まともな感覚した国会議員の御尊名を、俺が知る限り、僭越ながらここに掲げて敬意を表します。 野田毅先生、田野瀬良太郎先生、高市早苗先生、谷畑孝先生、竹中直一先生、二階俊博先生、石田真敏先生、柳本卓治先生、松浪健太先生、西村康稔先生、谷公一先生、吉田公一先生、二之湯智先生、西田昌司先生、有村治子先生、谷川秀善先生、北川イッセイ先生、順不同、ほかにもいらっしゃったら申し訳ありません。 この御恩は忘れません。増税は止められなかったけど感謝してます。 話が煙草だから言うのではない。 小さな幸せが理不尽におびやかされた時、庶民の目線で、アホな政治を正しくしようと動く国会議員が、この国にいてくださったということを、国民の一人として、誇りに思う。 　 　金額が高いか安いかではなくて、納得できるかどうか たとえば覚醒剤のように、絶対に撲滅しなければいけない薬物でさえ、なかなか撲滅は難しい。 なぜなら、酒、煙草、売春、賭博というのは、人間が本来持っている暗黒面であり、好きでも嫌いでも、人間について回るものだから。 それを、潔癖に杓子定規に禁止したとしても、地下に潜伏するだけ。 儲けを暴力団に持っていかれるだけの話。 シカゴのギャングは、禁酒法のおかげで大繁盛した。 煙草をどんなに買いにくくしたとしても、自宅栽培するバカが出てきたり、北朝鮮あたりの偽造品の密輸が増えたりするかも。 それよりは、オカミの管理下に置いて、税金をかけたほうがいい。 そこまでは俺も納得してるんです。 税金が悪いと言ってるわけではない。 しかし、その税金の使い道は、本来、その暗黒面を容認したことによって生じる諸問題に使うのが筋だと思う。 たとえば、煙草を吸う人も吸わない人も、肺の病気の予防検診と治療、それから、吸殻があってもなくても、道路のはしっこを回転ブラシの自動車で掃除するアレ、そのへんの費用の一部は煙草税から出すとか、たとえばの話だけど、そういうことだったら、どこからも文句が出ないと思うんだけど？ 　 　選挙に行こう！ 棄権ってのは白紙で投票することです。 「しょせん無意味」とか言って、じつは日曜日にゴロゴロしてて出かけたくないだけの言い訳にしてるほうがよっぽど無意味。 投票しないくせに、何かあったとき政治家のせいにしてたらもっと卑怯。 俺は選挙は毎回行っとるぞ。だから言う権利ある。 発泡酒もそうだが、景気悪いからこそ庶民のささやかな楽しみ奪って勤労意欲を落としてどうすんのよ。 もっと税金かける所あるでしょうが。マイカーあるのに運転手付きの公用車とか、会議室も自宅もあるのに料亭で会合とかさー。 それから、払えば払えるのに自動車税やNHK受信料や年金や給食費を払ってないそこのアンタ！　所得で脱税してるお前！　そう、お前だよ。そういう腐った根性だから、政治家になめられて、取りやすい所から税金取られてしまうのだ！　偉そうに煙草吸う前に、愛煙家をいじめる前に、大人だったら大人の義務を果たしなさい。 　 　←戻る