かぎ煙草の一種
ちょっと前に、これのパンフが郵送されてきまして。
なんだよ、いつもサンプルをくださるJTさんが、ただの紙切れかい、と思ったんですが。
行きつけの煙草屋さんの前を通ったら、店員さんが窓口の前に立って後ろ向きで作業していて、何かと思ってのぞきこんだら、これが店先に並んでいた。
とりあえず買ってみる。
「ついに発売されましたかー」と言ったら、「たった今、並べたところです。あなたが最初のお客」と言われた。
俺はちょうど帰省しようと思って駅へ向かう途中だったんで、電車の中で吸うことになって、ちょうどよかった。
これ、全日空の機内ではダメなんだそうです。
日本航空は明確に容認、JR東日本では特に禁止しておらず容認方向だという。
本体とカートリッジ2本で300円。今回は革風のビニールケースもついてきました。
禁煙パイポみたいなプラスティックの筒の中に、本物の煙草の葉をミント味にしたのが入っていて、それを通して空気を吸うと、いくらか煙草成分も一緒に吸うことになるらしい。
味は、アーモンドを食べながらハッカのカクテルを飲んでるような感じです。
うまくはないが、たしかにニコチンっぽさはある。
キャメルメンソールを吸う人なら、好むかも。
カートリッジ1本で半日から1日くらいもつというが、俺には最初から薄すぎ。
写真上は、カートリッジと吸口を接続した状態。写真下の黒いのが本体とキャップ。
カートリッジを本体に入れて、キャップだけ外して吸うのだが、本体は太い。黒い四角柱。
もっと長くてもいいから細くシャープなデザインのほうがいいと思うのだが、吸うものだから、圧力の関係とかでしかたがないのかな。
使ってる時は、キャップの行き場がない。
これなら本体いらないというか、カートリッジの端を吸口状に造形して、カートリッジだけで使ったほうが、スマートだと思う。
カートリッジの外装フィルムが意外にかさばる。
交換カートリッジは4本入り400円。
ちょっと建物の外に出て、普通に普通の煙草を吸ったほうが、安くて早い。
DMとは違うパンフが添えてあり、使用例が1見開きずつ掲載されている。
「煙たくない」として、宇宙服のヘルメットの中で吸ってる写真。
「灰が落ちない」として、これをくわえてドラムス演奏中の写真。
「風で消えない」として、パラシュート降下中(開傘前)に吸ってる写真。
「火が落ちない」として、プールに浮いてあおむけに寝て吸ってる写真。
「火が見えない」として、野生動物の待ち伏せ生態写真かなにかを暗闇で撮影しながら吸ってる写真。
「灰皿がいらない」として、高く積まれた書類の山に囲まれて考えごとしながら吸ってる写真。
まあ、たしかにねえ。
俺も一応、万一のためにカバンに常備はしておこうと思いましたが、そんな毎日使うもんじゃないと思う。
後日談
買い足そうと思って、同じ店に行って、カートリッジありますかと聞いたら、ありません、と言われた。
もしかして人気ないですか?と聞くと、ありません、だそうです。
1回やれば飽きるので、続けて買う人めったにいません、カートリッジは10個くらいしか入ってこなかったです(入荷)、だそうです。
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