←戻る　　色仕掛けでも物欲でも、ダメなものはダメ
		イメージを壊すんじゃねえ 飲んでいたら、レースクイーンみたいなチャラチャラ下品な格好のキャンペーンガールたちが、サンプルと懸賞応募用紙を配りに来た。 バーの客は自分の時間をゆっくり静かに楽しむために来てるんで、その憩いを奪う権利は誰にもない。 一人酒で考え事してる人もいれば、カップルはデートの甘い余韻や修羅場の別れ話かもしれない。 そこへ土足でズカズカ横入りして、この場をちゃっかり利用しまして商品の宣伝を押し付けますってのは何様のつもり？ それを許すこの店にもがっかりだが…。 嗜好品は、好きずきだ。太ももチラチラ見せられたからといってハイハイと銘柄変えるようなポリシーない奴は、どっちみち何でもいいんだよ。 浮遊票を取り込む機会作りも大切なんだろうけど、飲み屋なら相手は座ってるから逃げずに話を聞くだろうという、そういう卑怯な根性では昔からの固定客のほうが離れるよ。 バーテンダーさんは、どの銘柄もみんなやってることだ、と言うが、俺が信じてきたキャメルが、ここまで無神経で低俗なものだったとは！ なんかホントに涙出てきた。 煙草が粋なたしなみだった時代は、もう終わったな。 とにかくパッケージ変更は不評だったと、これは苦情だ、あんたの上司に取り次げ、と何度も念を押した。				物で人の心が動かせるとでも？ それで、中身は国産葉になったのかと鋭い質問をぶつけてみたら、いや一応アメリカ煙草ってことでエヘヘ、などとハッキリしないお答え。 アプロダクトオブJTインターナショナルってのは何なんだ、と聞くと、MCがやってますという。 MCってのは三菱商事さんだそうだ。 その懸賞というのは、ヘリコプターで夜景とか、クルージングで食事とか、スタイリストがついて服を買ってくれるとか、豪華な企画がいっぱいあって、それを６つまで選んで１日のスケジュールを組み立てるというもので、あなただけの素敵な時間を計画してくださいと言うんだが、その前に俺様が飲んでる素敵な時間を邪魔せんでくれや。 ボールペンを渡され、今すぐ！すぐに書いて渡してくれという。 バイトのお姉さんをいじめてもしょうがないから書いたけどね。 これじゃ、べつにキャメルでなければならない理由がないじゃん。 商品自体の魅力を下げなければ、客は黙ってても買うってば。 たとえ世の中の景気が砂漠といえども、一歩一歩、辛抱強く歩いていくのがラクダだろ？ オマケが豪華で本体がダサくなってどうすんの。商売の基本ってものがわかっていない。 エサにつられてキャメルを選んだ人は、ほかの銘柄がエサをまけば、いつでもまたそっちへ行きますぜ。
		グッズまでこのザマ 新ライツの反則、いや販促。内容がないからオマケでつるのか。このキーホルダーがまた粗悪品で、個別に付けはずしできる仕組だが、使ってる間に勝手にはずれ落ちてしまう。キーホルダーのせいで鍵を失くしたら、それはキーホルダーとは言わない。		腕時計かと思いきや カートンにつくラジオ。電源入れても反応しない時がある。イヤホンも１日で断線。FM専用のくせにモノラル。音量調節が２段階しかなく、ローにしても耳が痛いほど音がデカい。キャメル吸う人がこんな大音量で聴くか。使えるのはこのカラビナだけ。				吸ってみたぞメント ハッカが強すぎて、全然キャメルの味がしないぞ。メントはもうどの煙草でも一緒だ。立たないし。グラデーションがライツより早く終わっているが、だったらフタだけ緑にしたほうがいい。中途半端に本体上部のふち３ミリばかり緑がかかっている。歯切れ悪いなあ。
		これだけはマシ フィルターズについてくる電子ガスライターだけど、ごく小さくてかわいいのに削り出し風のしっかりした造りで、ジーンズのコインポケットにおさまるので、２個目として常備するのにいい。ロゴは印刷だが、１週間も使っていればはがれる（笑）		今度こそ時計 ライツにつくブレス。武道をやるときは腕時計が邪魔になるが、時間を知りたい時もあるし、はずすと盗まれる。このくらいチープなら惜し気がなくていい。巻いてある布にロゴがあるが切ってもいい。電池交換もできそう。				宣伝させられる メントにつくガスライター。普通、グッズは２個１パック以上につくが、煙草１個にライター１個という太っ腹。女性客を狙ったらしく上品に全体をスライドさせる方式だが、使うときロゴが外側に向く格好になる。うまい。
		サンプル 飲み屋に試供品が大量にあって、それも本数少ないキャンペーン用ではなく、市販品そのものにシール貼ってバーコードを消してある。店員の御好意で１０個以上もらった。そこまで経費使うからには、新パッケージによっぽど自信あるんだな？		なんちゃってシャネル 今度は革ブレス。留め金具は銀ではなくてプラスチックにメッキ。グッズまでまがいものとは…。予算なければ革だけで作ればいいのに。こういうの使う男性は、もっと本格志向で硬派のはずだ。客をバカにしてるのか？				外っツラだけ これも１個に１個ついてくる太っ腹ライター。分厚く重い金属製カバーに包まれて、しかし中身はただの電子ライター、それも容量が少ない小型。重たくかさばるだけ使いにくい。殴るにはちょうどいいが…。
		増税後 ロゴが七宝風の嵌め込みになり、今度は２個パックに１ライター。そして全体がウルトラマリンで、やはり２個パック１ライターだが縦パッケージにと変化。けれど使い捨てだからコレクションって感じでもない。		軽薄化 今度はプラスチックのカバーになり、いくらかガス容量は増えたが、大きさのわりに軽いので、安物っぽい。こんなカバー、ないほうが、ボックスの中に入れて持ち歩けて便利なくらいだ。				最高の自由、最高の満足 最高ですかァ！？　最高じゃありませーん！（笑）　なんとかしてくれや〜！！！　店頭ポスター。
		戮家千条鏤紐拳 これは１カートンにつく。プラマイ調節がないと思ったら底にあり、充填して何度も使える。この画像、色味がカブっちゃってます。実際はもっと深い藍色。机も同じ机。		無関係？ ターボ。これもカートンの外側に貼り付けて売っているのだが、ロゴは入っておらず、この煙草屋さんがつけているだけなのかもしれない。ジーンズの尻におさまる薄さ。				か、かわいい… ついにソフトパックが発売されたが、それと関係あるのか、カートン買ったら店主がこんなのくれた。えらくファンシーなロゴが入っている。どんどんイメージがズレていくなしかし。
		か、かわいい…２ コンビニだと１煙草に１ライターついてくる。煙草の上の部分に透明なプラスチックの箱をかぶせてくっつけているので、ライターの大きさは煙草の箱の木口面と同じ。		か、かわいい…３ このロゴは、８０年代初期に流行った、正方形の一部が円弧で欠けた、ジグソーバズル風のアルファベットに似ている。また禁煙したので、しばらくはオマケが入手しにくくなります。
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