神道関係

神道はどういうことをやるかという御参考として、
俺にできる儀式と、Mがやってる術のうち、主なものを書いておきます。
これらにいちいち、法式(祭壇の作り方、作法など儀式の決まり)や
祝詞(呪文)があるわけです。
宗派や地域によっても、密教や道教や儒教がどのくらい混ざっているかによっても、
やり方がだいぶ違っていたりします。

やり方を知っていて、やってできないこともないということと、
それで効果が現れるかどうかというのは、まったく別の問題で、
やはり専門家にまかせたほうがいいけれども、
道場、作業場、会社、家庭ごとに、神棚はあったほうがいいし、
祝詞『天津』くらいはソラで言えたほうがいいです。
まして伝統武術をやるのであれば、神棚の決まり事くらいは
どうしても知っておかなければならない。

仏教だって、べつに熱心に信仰してなくても、
人として最低限、仏壇は設置して、ついでに『般若心経』くらいは暗記してるでしょう?
だったら、自分の住んでる場所の神様、その地域の祭を管轄してる神社には、
頭を下げるのは当然です。
神様という言葉を使うと右翼っぽいですが、
自然とか地球の偉大さに対してなら、国籍は関係なく
誰でも敬意は払うと思うんです。

俺もホント言うと無神論者だから、戦国武将や幕末志士を祭った神社なんてのは
認めておりません。
人が死後に神になるなら、俺の先祖だって神になって子孫を守っているはずで、
そんな他人の神社より、自分の祖先を拝むのが先でしょう。

天皇制は支持してますが、天皇も人間だと思っているから、
初詣に明治神宮なんか行ってもゴリヤクはないというのが持論です。
ゴリヤクを期待せずに、現代に生きる日本人のひとりとして、
日本を近代国家にしてくれた明治天皇に挨拶に行くというのなら、
立派なことだとは思いますが。

 

天津祓 中臣大祓 禊 天鳥舟
座法 立法 展巻 拝礼 神拝 奉幣 斎竹 神籬 神事祭式 如意宝琺法 祈祷法式 禹歩法
天数歌 一二三 十種 三種 十言 
吐納法 神遊観法 導引法 静座法鎮魂 魂振 導引鎮魂 鎮魂鳥居 帰神審神者
九字(表、裏) 早九字 九字切止 九字活法 九字戻 神向歌 十字 十文字 卍
不動金縛 不動金縛返 不動金縛戻 鞘縛 馬縛 足縛 
人形 井田折形 天津金木 天津管曾 鳴弦蟇目
招神 占筮降神 極秘神體勧請 御柱勧請 榊勧請 神體封緘 勧請(正) 稲荷勧請
増益祈祷 息災祈祷 調伏祈祷 貧乏神調伏 福富祭 開運祈祷 
方除 金神方災除 砂撒水取 甲子祭 戎祭 送神 報賽祭 奉禮
星祭 年越祭 新年祭 除夜祈念 厄年除災 祈年祭
結婚式 入營祈念 家内安全 出産安全 初宮参 
地鎮祭 手斧始祭 立柱祭 上棟祭 新殿祭 竃神祭 井神祭
業務安全 事業始 勝利祈念 學神祭 諸業祖神祈請
自治祭 祈晴祭 祈雨祭 風神祭 報賽祭 地震 医薬神祭
漁猟祭 山神祭 養蚕祭 攘蝗祭 道饗祭 旅立祭 航海方除祈念
鎮火祭 火渡 探湯 笹湯 冤罪消除
鎮魂祈念祭 招魂祭 葬儀 
治病祈祷 病気送出 蟲封 諸病封加持 諸病釘責 六算 
血止 吐止 臭止 
火除 雷除 大難除 狂犬除 弾丸除 盗難除 …

ここらへんからだんだん、祝詞を上げて儀式をやるというより、
おふだや真言でやる禁厭つまり「おまじない」になってくるので、
際限ないから省略。
夜泣きを止めるだのイボやシャックリをなおすだの、まったくの迷信です。
恋のおまじない(笑)なんてのも掃いて吐いて捨てるほどある。

 

手に人と書いて飲み込むだの、迷信は武人にとって恥ずかしいことです。
プラシーボ効果や、気持ちの切り替えの機会にはなるかもしれませんが、
そんなものに頼らなければ勝てないということ自体が
つまり精神力の鍛練がなっちゃいないわけだから。

ただ、昔の人は、出陣式だの千人針だの、傷口に馬糞を塗るだの、
大真面目にやっていたので、
これを無視すると伝統武術は理解できないというのも事実です。
古流にはしばしば、こういうものが付属してます。

あと、易と暦のウンチクが膨大にあり、いくらか軍学や武術にも関連するので、
ある程度の段階からは、たしなみ程度に知ってたほうがいいですが、
最初の10年くらいは武術の鍛練に専念することをすすめます。

 

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