なーんで猫が城主をやってるのか
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賃貸なので 現実世界のぱんだ城の所有者は、この部屋の所有者、大家さんです。 じゃあ、大家の収入源になっている俺は、年貢をおさめている領民か? 場所を持っている者が、持ってない者に貸し出して、使用権を安堵してやるかわりに、働かないで寝ていても毎月かならず金が入ってくるというのは、共産党の人から見れば、だいぶ封建制に近いんじゃないの? しかも、この大家でさえ、城主ではない! この大家は、なんのために飯を食って、存在しているのか。 俺が家賃を払うことによって、この大家は食っていくことができて、そして、この畜生が食っていくことができる。 しかも、ぱんだ城の創立メンバーの力関係の中で一番偉い千鳥姫や、猫に関しては仲間内で一番の権威である猫美ちゃんまで、この猫を気に入って、あるじ、ヌシだとおっしゃるんで。
パンダの城なのに、城主は猫(笑) 百姓一揆の首謀者を捕らえてみれば魚屋だった、奇怪至極なり、というような時代劇があって、どうやらコレ、天保年間にあった実話らしいんですよね、確認とってませんが。 自然とか、地球とか、滅びゆく大切なものとか、高次元で包括的で、深遠で高尚で、はなはだ位が高いもの。 しかし、我々は人間である、当たり前ですが。 そういう、人間側のエゴや、人間社会の制約の、象徴が、飼い猫。 オカルト的にも、猫というのは大自然からは規格外なんです。
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野生動物ではなく、人間と共にあって、コタツで丸くなっていて、法的には個人所有の「ただの器物」にすぎない存在、猫。 このへんは、子どもの頃から、考えてたことなんです。
マクロとミクロ どこか遠い国で絶滅危惧種が大変なことになっていようと、われわれがジタバタしたって今すぐに改善するものでもないし、いや、微々たる努力でもコツコツやっていかなきゃいけないし、俺もWWFは支援してるし、エコ生活やってますけど、それでも、あんまり話が大きいと、正論を声高に言われても、なんか漠然としすぎていて、煙たい時もある。 パンダだけが仲良しこよしやってる絵空事の世界に、逃避して閉鎖してしまうのもまずい。 つまり、パンダ保護パンダ保護はいいが、パンダさえ順調に繁殖すれば、ほかのことは何でもいいのか? そりゃ、得意分野、御専門、さしあたりどこから手をつける、っていうのはあるんだろうけれども、そこへ特化しすぎると、東南アジアの子どもたちを救おうとか、じゃあアフリカの子どもたちはどうでもいいのか? かといって、自分のペットさえカワイイなら何でもよくて、御近所の迷惑も考えず、うちの家族を紹介します的なホームページ作って、社会から隔絶されたリビングの中に閉鎖してしまうのも、似たようなもんだ。 そのへんのバランスを、とったつもりなんです、俺なりに。 ところが…。
引退 このホームページを始めて1年ほどで、大家さんは別の所へ引っ越していきました。 本人からのコメント 「さらばだニャ〜(涙)」 すでにかなりおばあちゃん猫だったから、おそらくは、すでに亡くなっている。
それはそうと、これで俺は1枚あがって、せめて城代家老には出世できそうだ。 と、思いきや…。
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