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08年5月1日の主要各紙

 

東京新聞さん

リンリンお疲れさま
飼育7年
杉本さん

「楽しませてくれた」

まず24面、社会面の右上いい所に、7段抜き。これだけでも大きな扱い方だと思うが。

写真は白黒だが、大きめ。
「公開中止前の23日、パンダ舎でぐったりするリンリンという、貴重な写真を載せている!!
これはトウチュウの記者さんのお手柄らしい。後述します。

また、杉本主任が30日午後パンダ舎で身ぶり手ぶりして語っている姿も、大きめに載せている。動きのある写真。

記事は杉本主任へのインタビュー。発見時の様子が、生々しい描写。小林由比さんとおっしゃる記者さんによるもの。
『 三十日朝、杉本さんがいつも通り名前を呼んで飼育舎に入ると、振り向いてくれるはずのリンリンは動かなかった。近寄って頭に触れるともう冷たかった。 「うそだろと思って。起きろ、起きろって」。苦しんだ様子はなく、安らかな表情だったことに安心した。』

最後は、こうしめくくっている。
『 杉本さん自身も来春で定年退職を迎える。「リンリンに見送ってほしかったけれど…。最後の担当者になれてありがたかった」』

 

他のページにもパンダネタを山ほど載せてらっしゃる。

したたか 中国パンダ外交
歓迎しても「懸案は別」
五輪控え イメージ回復「切り札」に!?

22面、特報面、4分の1ページくらい使っていて、スペースも大きいが、見出しのQ数も上げまくってる。

写真は白黒、記帳してる人々を縦長で、かなり大きく載せている。

記事は、「リンリンの供養を兼ねて、パンダ外交をひもとく」というもので、いつもいつもパンダを政治の道具に使っていてズルくてけしからんという話。

『パンダ・ディプロマシー(外交)は、したたかな中国外交を象徴する世界共通語だ。』

天安門事件への批判が、リンリン来日で下火になってしまったこと。
05年に台湾に贈ると言い出した時は、国外持出が厳しく規制されているパンダを贈ることによって、台湾は中国の一部だ、これは国内取引だ、ということにされかねないから、台湾は断ったこと。

『最近は「親善大使」に加えて、Tレンタル事業Uを開始。雄、雌の一組を「繁殖研究」を名目に一年間百万ドル(約一億円)、十年単位で貸し出している。』

神戸や白浜にパンダを見に行った奴は、チベット弾圧の共犯者であり、不透明な軍備拡大の資金源であり、結果的に中国共産党の手先になっちゃってるわけだ。
おいおい、上野にレンタルパンダが来ても、見に行けないじゃないか、どうすんだよ。

 

最後は、識者の意見でしめくくっている。

四川省出身の評論家、石平氏は、『かわいいパンダを歓迎するのはいいが、それはそれと述べ、福田首相は言うべきことは言えと主張なさっている。同感だ。

チベット出身の政治学者で桐蔭横浜大教授のペマ・ギャルポ氏は、
『パンダの生息地はもともとはチベット族の土地。中国が外交手段に使うなんてちゃんちゃらおかしい』
『北京五輪のマスコットにもなっているが、それこそ『チベットは中国の一部である』ということを既成事実化するための政治利用。パンダを見たら『チベットの動物』と思ってほしい
とのこと。

たしかに四川の高地は、北派でも南派でもない不思議な武術やってたりするんで、あのへんはちょっと「中国」なんていう大ざっぱなくくり方はできないってことは、武術の世界でもみんな思ってることなんだけれども。

 

さらに20面、地域の情報「したまち」にも、ページ半分くらい使って、大きく扱っている。
どこまですごい新聞なんだ!? 東京新聞さんのことだけで、うちも1ページ使わざるをえないぞ(笑)

ありがとう リンリン
「天国でも元気でね」
上野動物園
慰霊の記帳台 別れ惜しむ来園者

写真はカラー、記帳する人々。

記事は、パンダ舎の様子と、来園者へのインタビュー。
北区の親子と、市川市の主婦の、残念コメントが載っている。

『リンリンのための葬儀は予定しておらず、九月に開かれる合同の動物慰霊祭で供養するとしている。』

『小宮輝之園長は「人気者がいなくなり心配だが、他の動物たちに頑張ってもらい、リンリンの分も多くの人に楽しんでもらえるような動物園にしたい」と話していた。』
パンダがいなくなったからといって、他の動物がパンダの分をがんばる筋合はない気もするが、おっしゃりたいことはよ〜くわかる。

 

このページには、『女優で日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんが30日に発表したメッセージなるものが、全文、掲載されてコラムになっている。
自然保護活動をいろいろやってらっしゃるのは聞いてたが、あの人、女優って肩書でいいのかね? ピンと来ない。主な仕事は『徹子の部屋』と国連関係だと思うのだが。

上野にパンダいないのは悲しい
黒柳さんがメッセージ

写真は、黒柳さんの顔の丸窓切り。

メッセージの内容は、上野にはパンダがいてほしいということと、日本中の子どもたちがパンダ見たいという手紙を上野動物園に出しまくれば、中国のお偉方が考えてくれる可能性が高いというもの。
それはそうかもしれんが、俺もパンダで軍事やってて人様のことは言えんが、これはなんだか保護協会にしてはズレてる気がするなあ。この人は頭いいのか天然ボケなのか、どうもよくわからぬ。ちょっとトンチンカンなところもまた、この人の女王みたいな気品と、かわいらしい親近感だとは思うが。

 

 →他紙では・・・ 

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