リンリンが 天下の一大事! 事態を知ったぱんだ城では、翌日ただちに上野山へ兵力をさしむけました。 ←戻る
|
|||||
緊急釈明独占インタビュー 熊田:ぱんだ城城主代行熊田であります。本日は御多忙のところ御時間を頂戴し、恐悦至極に存じ居ります。現在、上野動物園の唯一のパンダであらせられ、日本に最も長くいらっしゃるパンダであらせられる陛下の御尊顔を拝し奉ることは、およそパンダを名乗る者におきまして、これに過ぎる喜びはございません。僭越ながら、インターネット上のパンダならびにパンダファンを代表して質問の儀これあり、恐れながら直に御言葉を賜りますことをお許し願い上げます。 陵陵:苦しゅうない。 熊田:感謝いたします。では早速ですが、此の度の御訪問は、後添を御探しになる旅と聞き及んでおりますが、相違ございませんか? 陵陵:左様。メキシコへ シンシン姫
シュアンシュアン姫 シーファ姫 熊田:去る2000年7月8日御隠れになられた女帝トントン陛下は、日本で御生まれになられ、日本で御育ちになられました。ぱんだ城も、もともとトントン陛下に従属させて頂いておりましたので、ささやかながら期間限定ページを製作、葬儀告別式を執り行わせて頂きました。 陵陵:朕は日本のパンダの統合の象徴である故、すべての権能は動物園にある。園長が行けと言うなら従うまでじゃ。それに、今回のことはアメリカ・サンディエゴ動物学協会も乗り気での。 熊田:これは陛下の御言葉とも思えませぬ。 陵陵:そなたも知ってのとおり、パンダは絶対数が少なく、もちろん近親結婚するわけにもいかぬ。選り好みが激しく、嫌いな相手はとことん嫌う。発情期も短い。朕思うに、この世に生を受けたからには、親の恩に報いるという一点だけでも、やはり子を残さねばならんのじゃ。これは私の色事ではなく、種としての、創造主への義務である。 熊田:では、トントン陛下の御霊前に対して、お心に異変なしと? 陵陵:天地神明に誓って、奥への気持ちは変わらん! 断言するリンリン帝 熊田:安心致しました。御無礼の段、如何様にもお詫び申し上げます。 陵陵:苦しゅうない。そろそろ寝たいが、よいか? 熊田:ありがとうございました。最後に、臣下に一言賜れれば幸甚。 陵陵:上野動物園は、月曜定休じゃ。夕方4時には入口が閉まる。出口が閉まるのは5時じゃが、パンダ舎は4時半には閉まるでな。一人600円申し受ける。記帳は歓迎する。さらばとは言わぬ。
|
時代劇用語が苦手な方のために、副音声で同時通訳をお送りしています。 く:やっちゅう。寝てるところ悪いね。ちょっと話を聞かせてね。 り:いつも寝てるからいいよん。 く:ありがとね。外国に行くってホント? り:交尾だよコービ。ラテンの血が燃えちゃうよ。 く:てめーいいかげんにしろよ。マン遊とかチンとか、だまって聞いてりゃ。 り:なんだとー。おまえ、なまいきだぞ。動物園が決めたことだから、しょうがないじゃんかー。 く:死んだトントンが、かわいそすぎ!(号泣) り:ううう。ボクだって悲しいんだい…(涙) 見のがしてくれよう。おまえも男だろ? く:泣くなよ−。 り:地球の裏側まで行くんだぞ。ササが生えてるかどうかもわかんないし。だいたい、こんなに注目あびて、どんな顔して行けばいいんだ? はずかしい…。 く:ホントは不安だらけなんだな…。わかったよ。もう何も言わん。 り:ところで、寄せ書き、書いてくれた? 説明パネルの前に机が出てて、布と油性ペンが置いてあったと思うけど…。 く:それがさー、書こうと思ったけど、なんて書けばいいんだよ!? 無事に帰ってこいっていうとなんだかメキシコを信用してないみたいだし、オスだから、元気な子を産めってこともないよな。がんばれってのも何をがんばるのやら、行ってらっしゃいっていうのも何をイクのやら。赤面したぜ俺は。 り:書かなかったのかよー。 く:書いたよ。でも、修学旅行の女の子が後ろで順番待ちの行列作っちゃってさ、急いでたもんだから… り:なんて書いた? く:「気合だ」 り:それ、オチのつもり? く:帰ってきたら、またこういうページ作ってやる。元気でな! あうー。 り:泣くなよ−(笑)
で、このときは繁殖失敗だったわけです。 ←戻る |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||