しょせんは妖怪

 しかも畜生だった…

 

 ゲッ?

いつも「広間」のネタギレを救っていただいてる理沙パパに、ガムのカードのことを話したら、それ知ってる、そんなのが珍しい?、猫娘ほしい?と言うので、なんじゃ、あるなら譲ってくださいよ!と頼んでみました。

ところが、よく聞くと、御自分が持ってるんじゃなくて、…理沙家は自宅の一部で育成会みたいなことやってるんですが、そこへ来てる小学生の中に集めてるのがいて、頼めば絶対ゆずってくれるんだとか。

いや、たかが105円、俺だって本気出せばコンビニにあるやつ10個くらい買ったっていいんです、そんなに切実にほしいわけじゃないんだが、もし余っていたりして、いらないんだったら、あるいは撮影させてくれるだけでもいいから、このコンテンツに使えたら使いたいっていうだけなんで、年端もいかない子どものオモチャを取り上げるような、そんな妖怪みたいなマネしてくれなくていいから、と念を押したんですが、な〜にをおっしゃいますやら遠慮は無用、まーかーせーなーさ〜〜い、と理沙も言ってくれた。

それで、手に入ったから取りに来い、と理沙から電話があったんですが、なんか電話のむこうで子どもさんがビービー泣いてる声がするんですけど。
関係ない関係ない(笑)と言うんだけど、大丈夫だろうなしかし。
でも、くれるって言うなら、ありがたくもらいますよ、どうも、と言うと、「見返りは何?」と本気で聞くんで、はぁ?、こいつも妖怪だったんかい、というオチなんですけど。

そんなこんなで、オチならぬケチがついて、どうも悪い予感はあったんですが、紆余曲折を経てやっとこさ入手したそのカードというのが、こちら。

 

 ゲ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

見た瞬間に愕然とした…。

これはないだろ、これは〜〜!

この足を見てくださいよ、足を!
健康的でもなければ、セクシーでもない、まるで戦争で難民になったおばあさんの足だ。
せっかくカチッとした制服風だったのに、清潔感が全然ない。
これじゃあ、フリーク系のホラーですよ。
しかも、研ナオコさんのカモメか、松居直美さんがモノマネする津軽海峡みたいに、行き場のない痛々しさ、圧倒的なむなしさがある。

あの笑顔は、どこへ行っちゃったんだよ?

『戦闘時には妖怪本来の性格が現れ、四つ足になって鋭いキバとツメを使い敵に立ち向かう』
とある。

 猫をかぶってるから猫娘?

それでも妖力が500しかないのがかわいいんですけど。
ティッシュ配ってる時が450、これだけ怒髪天になって50しか増えてない。
だから簡単に譲ってくれたのかな。
ろくろ首は300、目玉おやぢは900でした(目玉おやぢは進呈した)。

 

しかしねえ、これはたしかに妖怪にほかならない。
っていうか、俺が子どもの頃にテレビで見た猫娘は、まさにこれだった。
これが本来の猫娘なのであり、最近の、垢抜けた近代化のほうが、普通じゃなかったのだ。

そう、わかっていたはずなんだが…、たしかに、むなしいのが猫娘の美だとは言ったけどさー、こうマザマザと見せつけられてしまうと、どうにも…。

 

※後日談。
「ゲームの遊び方」という説明書によれば、おすましのカードが、あと1枚あるはずなんです。
くやしいので、いわゆる大人買いしてやろうと思って、ふたたびコンビニに行ったんですけど、9月3日現在、もう売ってませんでした。ポケモンのしかなかった。
まさにナツヲ。夏の終わりに、小さな恋も終わったわけで。

※追記
テレビ情報誌を立ち読みしたら、今、テレビでやってないみたいです。『寺へ…………………』なんてのを今頃やっていたりするらしいですが。

※追記
テレビやってますよ!というツッコミをたくさんいただきました。ホントだ、やってるわ…。日曜朝はだいたい出かけてしまうんで。家にいたとしてもサンデーモーニング、サンデージャポン、サンデープロジェクトを観てしまうんで。
10月27日、やっとこさ観ました。
鬼太郎が、星野鉄郎じゃなくて、コナン(未来少年じゃなくて探偵のほう。媚びた猫なで声で甘えて、腹の中であっかんべーしてるあのガキ)の声になっていた。あいかわらず「ハイ父さん」式の偽善で、妖怪同士で戦ってるようです。杖状の武器を使ったようだが、オカリナなのかどうか不明、赤っぽい色だった。ぬらりひょんに向こう傷がついてて、雰囲気にすごみが増している。エンディングは、千と千尋の温泉街風。
それで、猫娘ちゃんは声が高め。なーんか、くにゃくにゃしてる。首のまわりがポテポテしてる。性的にルーズな感じがする。モンローをちっちゃくしたような。たとえば田舎の三流高校で不良グループにくっついてて、卒業したら美容院でシャンプー係やってるような。ちゃめっ気があって、さそり座型で太り気味のセクシーさ。うー。
俺はてっきり、もっとクールな、ホテルマンみたいな、キリッとした無愛想なのを期待していたんだが、もっと激情型の、すぐ笑ったり泣いたりするタイプのようです。がっかりだ…。

※追記
『ゲゲゲの鬼太郎』の初期バージョンみたいな『墓場鬼太郎』というのがあって、アニメにもなっていて、絵柄が原作に近くて、電気グルーヴか何かのいい具合にひょうひょうとした音楽で、しかも2月8日は猫娘の話…
…ということを、せっかく事前にゆーぽんさんから教えていただいてたのに、すっかり忘れてた。すみません。いや、観たことは観たんだけど、途中からだったんで、話がようわからぬ。
鬼太郎は猫娘を結構好きだったらしくて、猫ちゃんと呼んでいる様子。猫娘は鬼太郎のニセ者のせいで死んじゃった人らしくて(ってことは、もともとは人間?)、鬼太郎は地獄から連れ帰ろうとしたが、猫娘は拒否、地獄で生きていく道を選んだのだとか。原因を作ったニセ鬼太郎を恨みもせず、自分のかわりにニセ鬼太郎を地獄から生還させてやるという優しさを見せたので、ニセ鬼太郎は心を入れ替えるという、なんか深い悲しい話でした。うー、再放送してくれい。

※追記
まろん♪さんから、猫娘のパンチラ画像なるものを拝領いたしまして、御厚情は大変ありがたいのですが、いや、あのね、俺はそーゆー方向は求めてませんから。
そんなことを思いもよらない、考えつかないくらい、せつない恋っていうのを提唱したかったんですけどねー、もうどうでもいいっす。
このコンテンツは、まとめようがなくなってしまった。

 

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