大聖堂礼拝室 Temple

オルガン付きの無宗派教会です。この城では音楽ホールとして使ってます。

マニュアル:A-e2
ストップ:1Piano 2Dog 3Lead 4Strings 5Brass 6Guitar 7Vibes 8Xylophone 9ElePi 10Organ
アクション:メカニカル・電子式併用
調律:Ct.ねこ

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大ホールのマナー

明治維新もひどかったけれども、終戦以降の日本は、外国から文明は持ってくるが文化を持ってこない。箱は作るが、物は買い占めるが、それを楽しむ方法を教育していない。飲み屋もそうですが、いい客とダメな客があるわけです。無理して我慢するんじゃなくて、そうしたほうが自分も楽しめるし、みんなが心地いいからという理由。

ピアノ教室と吹奏楽部の話は移転作業中です。

 

 服装は正(盛)装

音楽や演劇を気取らないものにして普及させようとなさってる先生方には恐縮ですが、やっぱりある程度は緊張感を楽しむものです。
感動には、イエーイと体が動き出すような感動と、ガツーンと圧倒されて、はっとして、もう身動きできないような感動があるんです。俺は後者をめざしてます。
自分の意思で、本当に鑑賞する気になって来ているということをあらわすのは礼儀でもあるし、金を払えば客だ、客は神様だ、ではなくて、客も舞台装置のひとつとして、非日常的な空間芸術に積極的に参加する姿勢。
特に女性の派手な衣装は会場を華やかにするので、出演者も気分が乗るというもんです。
イエーイのほう、たとえばロックのライヴならば、薄着の上になにか羽織って、すぐ脱げるほうがいい。

 男は手ぶら

ただ、2枚目のハンカチは重宝します。自分は必要なくても、ほかの人にあげたりもする。
カメラやカセットは禁止されていなくても失礼。舞台は一期一会の一発勝負なので、鑑賞に専念したほうがいいんです。記録することと感動することは同時にやりにくい。どうせあとで再生したって、現場の感動は再現できない。フラッシュやシャッター音は大迷惑です。
オペラグラスも案外使わないものです。歌舞伎役者が見栄を切れば顔にズームアップし、集団のダンスになればシネスコサイズの引き画面になるとか、観客は脳内でカメラワークやスイッチングを自分でやっているという、これこそが、せっかくテレビとは違う限定されない画面なんだから。

 誰かを誘う

こんなこと言いたかないけど、武道の大会ですら置き引きはある。席を確保するために何か置いておくにしても、おちおちトイレにも行けない。そこで、誰かもう1人いると便利です。そのジャンルにあまり興味ない人を誘って、市場を開拓してやる。ファンの義務です。

 倒れる奴がいる

手ぶらで連れがいたほうがいい理由がもうひとつ。失神して倒れる女がいたりする。忘れた頃に、心の準備がない時に限って出くわす。そしたら周囲の男が協力して、顔見知りでなくても抱えてロビーに連れ出さなければならない。ところが、両手が荷物や貴重品でいっぱいで、何もできないことがある。こういう時こそ武道家の出番なのに。女性は、自分だけは大丈夫とか思わないこと。

 食事はすませておく

音もニオイも、驚くほど遠くまで届きます。飲み物ぐらいなら許される雰囲気のところや、初めからドリンクやディナーつきの場合もありますが、鑑賞に専念しましょう。
映画を観ながらポップコーンなんて食う? ドタバタだけで内容の浅い、アメリカの大衆娯楽物とかでも、面白かったら、食べることなんて忘れてしまうはず。
缶の音をいやがって、ホールの自販機ってたいてい紙コップだけど、ヤケドやシミの危険があるから、ほかの人が飲む時も注意。
ライヴハウスではワンドリンク強制だけど、その紙コップが灰皿として重宝するので、演奏前に飲んでしまう。

 交通は手堅く

会場には早めに着く。これだけで出演者は喜ぶし、ゆっくり話をするチャンスがあったりします。電車が事故で止まるようなトラブルは想定しておきましょう。
ライヴは、どうせスタートが遅れる。30分くらいなら、遅刻しても諦めずに行くことです。

 花束をどうするか

大きなホールは郊外にあったりして、近くに花屋が全然なかったり、あっても行列ができてたりします。
席がステージから遠ければ、あらかじめスタッフに渡す。ちゃんとサクラが終了後舞台上で渡してくれます。自分で渡すのは勇気がいりますが、渡す意志さえ伝われば、出演者はソデにひっこむのをゆっくりにしてくれます。
俺はたいてい花屋に頼んで、本番が始まる前に楽屋に届けさせてます。野郎が花なんか持ってうろうろできるかい。

 差し入れ

人気のある人の場合、花なんかゴミにしかならないので、栄養ドリンクとか、実質的なもののほうが喜ばれます。スタッフで分けられる菓子とか。ユーミンが徹底してるように、ナマものの差し入れは普通受け取らないです。
出しゃばりなファンになると、例えば動物の曲のときに、ステージまで出ていって、ぬいぐるみを渡すとか。ハマるととても受けるんだけど、似たような演出がちゃんと用意してあったのにダブってしまったりするので、内状を知ってる常連さんでないかぎり難しい。警備に止められたりとか。会場の雰囲気しだい。
花束もそうだけど、投げて渡すのはやめましょう。本当のエンターテイナーは、落ちたものは自分で拾わない。フィギアスケートの人かわいそう。
パンクのライヴだと、せっかくビンテージのいい酒を持っていっても、演奏中にステージ上にまき散らしたりするけど、腹を立ててはいけない。俺も最初はショックでしたが。くれてやったら、飲もうが捨てようが相手の自由です。

 席を選ぶ

自由席ならまん中を取るのはもちろんですが、あまり前に行くとリバーブが浅い。
混んできたら通路から遠いほうへつめるとか、カップルが離ればなれにならないように譲ってやるのはどこでも同じです。
シャンソンや演劇なんかの場合、通路側にいると、出演者が降りてきて客をいじる(マイクを向けてきたり、肩を組んだりする)ことがあるので、心の準備をしておきましょう。
2階席の場合、手すりが柵ではなくて板の時は、後ろのほうが音もながめもいいです。
人は、座ってて左側を人が通るとストレスが多いのだそうですが、武術の感覚では利手側を通られるほうが不愉快なので、武術やってて右利きなら、左隅の席を引き受けるのが役割かもしれない。

 用もすませておく

男性の場合、トイレで出演者にでくわす可能性はものすごく高い。
本番中はロビーへ出ない。どうしても席を立つなら曲と曲の合間とか、幕が降りてる時にする。帰ってくるときも。

 

 足もとの明るいうちに(笑)

席につくのが遅くなったらうろうろしないで係の人に案内してもらいましょう。音響の都合で階段が不規則だったりするので注意。
忍術では、明るい所から急に暗い所に入る瞬間、片目をつぶって入ります。そのつぶった目が暗闇でもすぐ見えるんです。近代軍隊でもやってることです。

 アームレストは譲れ

新幹線の3人がけの真ん中の席で、両方のひじかけを隣の人に奪われて、駅につくまでイライラしてたという話がよくありますが、あんなもん、最初から使わないつもりでいれば、腹も立たない。男だったら、腕組みでもしてりゃあいいんです。
世の中には、痔でまっすぐ座れないとか、いろんな事情の人がいるんだし。

 ふんぞり返らない

前の人の椅子を蹴らないこと。
リラックスするにしても、ある程度背を伸ばさないと脳が作動しないし、耳の位置はステージに平行させないとだめです。床から靴の底を通して伝わってくる音もあるんです。
折りたたみの椅子は、お尻のポケット要注意。床が坂だったりして、落ちたら前まで転がっていくことがあります。

 ガニマタはバカ

武術では、金的防御とか背負投とか、内股の立ち方だっていくらでもやります。体を安定させて、いつでも速く動くという姿勢は、ガニマタとは限らない。
30年くらい前、空手や柔道をやるとガニマタになるというデマがありました。武術をやってみたいが勇気や行動力がないという軟弱な奴らが、負け惜しみで武術をけなそうと、あがいていたにすぎない。
そういうデタラメを言う奴に限って、電車でガバッと足を広げて座っていたりする。
ホールでも、席が通路側だった場合、通る人のカバンのカドをヒザにゴチーンとぶつけられて、ブチ切れて喧嘩になっていたりする。バカすぎる(笑)
武術やってる人は、ここから先は他人様の防空圏内という空間把握能力があるし、和服の着流しも慣れていたり、そもそも、すぐに立ち上がれないような死んだ体勢はとりません。
きちんとした格好ではくつろげないというのが、そもそもレベルが低いのであり、きちんとしつけられた育ちのいい女性は、ヒザをそろえて座っていても、くつろぐことができます。
完全にはくつろげなかったとしても、それはそれで、そのくらい緊張感があったほうが意識が活性化して、いい鑑賞ができる。
完全にだらけないで、ある程度は体を拘束しておいたほうが、かえって精神が解放されるというのは、ある種の幽体離脱をおこなう魔術理論では秘密の極意になってるくらいです。

 パンフをうちわにしない

物語のあらすじは絶対読まないほうがいい。曲目や出演者名は読んでおく。
本番中はちょっと動かしてもステージからものすごく目につくので、演奏してて気が散ったりします。
余談だけど、会場で売ってるCDとか本は、感動が冷めてからあとで考えてみると、たいして欲しくないものを買っちゃったなってことが多い。映画のパンフとか買う? いらないと思うんだけど。

 どこまで発言するか

歌舞伎の何々屋!みたいに、タイミングよく気の効いたことを言うのは、下手な演出より感動を呼ぶことがあります。今日は二日酔いでして、と言ったら、いつもだろ!とか。でもあんまりやると常連ばかりで連帯してるようでウザいし、ただのヤジになる。上級者むき。
泣いて詰まった人にがんばって!とか、おいっすと来たらおいっす!!とか、引退宣言にえ〜〜とかは、どんどん言うべき。MCで問いかけてくる人もいる。今日は楽しんでもらえましたか、と聞いてるのに、無言ってことはないでしょう。みなさん都内の方?とか言ったら後ろのほうで、北海道から来た!とか、それはその人の役割、義務みたいなもんです。クラシック出身者の御行儀の良さがマイナスになってはいけない。一体感を楽しまないなら、家でCD聴いていればいいんで。

 拍手は大きく

手にケガや持ち物があれば、足踏みでもいい。感動は後戻りできないから、しょうもない前座やプレリュードで大喝采しないこと。ここぞ、というところで立ち上がりましょう。
クラシックはリフがしつこいので、終わりと思ったら続きがあったり、ポップスではメドレーがある。残響が消えて、少し余韻を楽しんでから大きな拍手をしましょう。
口笛は男の役目。舌を巻いて人差し指を曲げてくわえるか、人差し指と中指を伸ばして舌の下にはさんで吹きます。必ず左手で。

 ブラボー

ブラボーは、ラを長く伸ばす。ブラ−ボゥです。外人さんは喜びます。
ブラーボは男性むけ、女性に対してはブラーバ、複数なら男性はブラービで女性はブラーベ、男女複数はブラービ、と、慎之丞さんから御指摘いただきました。いや、俺もエッコウナペンナの段階でそれ知っていたんですが、俺の元部下でオーケストラの指揮やってる奴が言うには、ブラボーはすでにイタリア語ではなく、借用語として世界共通の、シャウトブラボーという音楽用語であり、イタリアでイタリア人の演奏を聴くのでもない限り、語尾変化をやると、スケベまたはホモの客、こましゃくれたイヤミな客とみなされて、失笑を買う空気がある、他ジャンルはどうか知らないが少なくともクラシック音楽では、とにかくブラ〜〜〜〜〜と長く伸ばすことが重要なのであり、ステージ側も語尾までは気にしておらぬとのことです。ブラービなんて言ってる奴、俺も見た事ないもの。

 すぐ帰らない、残らない

さっさと帰ると、つまらなかった、という意思表示になる。出演者は疲れているから、サインや握手はねだらない。でも、小さな発表会や新人さんなら、逆に楽屋を訪れて激励する。
感動が残っているうちに、感想を書いた手紙を出しましょう。抽選で当たった試写会なんかの場合、主催者にも感想と御礼のハガキを出すと、次もタダでチケットが送られてくることがあります。インディーズなんか、仲良くなると招待で入れます。
 

 

紳士のための騒音対策

 

オトナとかジェントルマンは、静かな人ということです。赤ちゃんはまだ一個の人格に足りないから、公式の場には連れていかない。小学生くらいのガキもバッチリしつけてから。
クシャミなどは、江戸時代の武士の教科書に、まぬけに見えるからよせと書いてあるくらいで、戦場では命にもかかわりますから、止め方を知っておきましょう。

吉田日出子さんのソロのア・カペラを生で聴いたことがあるんですが、さっきまで笑顔で世間話してたのが、これから歌い出すという時、表情がサッと変わって、息を吸い込んで、まさに最初の声が出る瞬間、そのシーンとした場面で、セキバライしたオッサンがいて、全部ぶちこわしでした。
まるでコントみたいですが。吉田さんも、ずっこけてみせて仕切りなおせばよかったのかもしれないけれど、もう集中力の高まりがいっぱいで、止められなくて、そのまま歌い出してしまった。
演奏者が集中したら、観客も一緒に集中してくださいヨー。

 セキ

たいていの人がうるさいのは、単なるクセのセキバライにすぎない。動物の本能として、静けさというのは人を不安にするので、わざと音をたてて安心してるんです。これは努力あるのみ。
場の空気に耐えられないオッサンが「ふあーあ」などと大げさに背伸びしたりとかは、バカ丸出し(笑)
本当のセキは口とノドを開けて、カンフーのような「ふぉ」という音にする。さらにハンカチで口を押さえる。

 クシャミ

出そうになったとき息を吸わなければいいのだけれど、これが難しい。知人が西村知美さん御夫妻とつきあいあるんですけど、あの人が言うには鼻をつまむといいそうで、確かにこれは完璧に効く。しかし、あからさまではみっともないので、手のひらを口に当てながら人差指と親指の根元で鼻をふさぐのをオススメ。

 空腹

お腹が鳴る時は、前かがみになって息を全部はいた状態で、ほとぼりがさめるまで我慢。息を吸うのは一瞬だけ。またすぐはく。
っていうか、大きいカバンを持ち歩くんだったら、カロリーメイトか、せめてアメ玉くらいは、災害時のためにも入れておいたほうがいい。動物に襲われた時にも役立つかもしれません。
今どきはタクシーも、トンネル事故で生き埋めになったような時のために、非常食をトランクに入れてる場合があります。

 おなら

音よりニオイの問題かもしれないけど。俺の父は軍隊で飛行機に乗っていたとき、毎日納豆を食べさせられたそうです。上空は気圧が低くて、腸内に空気があるとふくれてしまう。納豆はガスの発生をおさえるそうです。ワインも酸化防止剤が入ってるので同じ効果がある。
よく、トイレットペーパーがなくて困ったらどうするかって話があるんだけど、外出先で大ってのは、すでに致命的にスキだらけ。自己管理ができてないわけだから、自業自得ですよ。食は基本中の基本。武道やる前に、まず風邪をひかないとか下痢をしないとか、そういうところから始めましょう。護身術ってのはそういうことです。
有名なことですが、肉ばかり食べる人はオナラも大便も汗も臭いし、大便の量も少ないから便秘にもなりやすく、ますます臭いオナラをする。我々はせっかく日本人なんだから、和食中心でいきましょう。

 

 シャックリ

これも空腹と同じやりかたでいけるけど、息を止めた時に腹筋に力を入れると効く。
本当はうつむいて水を飲むのが一番だと思います。伊東四郎さんの裏技の番組で、コップの向こう側のふちに口をつけて水を飲むというのをやってましたが、まさに理想的。あと、バーテンダーさんたちは酢を一口飲むそうです。
煙草を吸う人は、一気に吸い込むとシャックリになりやすい。1ミリのロングに火をつけて吸い始めの時なんかは特に危ない。

 あくび

音こそ目立たないけれど、これほど相手を傷つけるものはない。歯をくいしばって口で息を吸う。鼻から吸うと、鼻の穴が広がってみっともないし、バレます。

 靴

カツカツ鳴る靴は、音も問題だし、すべる。ガムシューというくらいで、探偵はゴム底の靴を使います。大丈夫なつもりでも、雨で濡れるとキュッキュッという音が出るものがあったりするので、なれてない靴や古すぎる靴もよくない。
女性はある程度はしょうがないんで、男がエスコートしましょう。注目を浴びるべきなのは、ステージにいる人です。ステージで大切な場面をやってる時に、客席の通路でコケる人がいたりすると、全部持っていかれる。

 その他

あと、むきだしの小銭や鍵、携帯電話は、日常生活でも気をつけましょう。気配を消せないというのは、武道やる人として致命的。
ただし、100円玉や10円玉を切らすのは護身にならない。俺は地平線まで田んぼみたいな田舎で野宿したことありますが、コンビニはおろか民家もなく、やっと見つけた自販機がコイン精米機だったりして、やっとジュースの自販機を見つけたと思ったら、500円玉が使えなかったり。
警官も、無線の受令機や携帯電話があっても、公衆電話用に30円、常備しておくことになってます。

 黙って観る

ステージが遠ければ目を閉じて聴く手もありますが、息つぎや体重移動、表情などに注目しましょう。ステージパフォーマンスも音楽のうち。
ガキのカップルは、いい曲だね、とかイチイチ…(笑) 気持ちはわからんでもないけど、手をぎゅっと握るなり、うなづき合うなりしましょう。そういう微妙なのも幸せなもんです。
あと、実況中継する人。あ、出てきた、4人だ、1人足りない、ボーカル、あ、きたきた、マイク持ったよ、はは、電源入ってない…って、たいていオバサン同士か若い男同士に多い。

 吐き気

これも音と関係ないけど。
吐き気を解決する方法はありません。もちろん車酔いなら薬とか、軽くストレッチして体の緊張をほぐすとか、服装をゆるめるとか、呼吸をゆっくりにするとかはあるけれども、結局トイレに行って少し吐くしかないと思う。一口でも吐けば、気分がよくなって簡単に解決するはず。ノドに指を突っ込めば時間もかかりません。
席を外せなくてあらかじめ吐きそうなことがわかっている場合、あきらめてエチケット袋を用意して、吐くことを前提というか選択肢にしてしまうと気がラクになるかも。

 

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