←戻る  煙草をやめるコツ 1

 

 やめようと思えば、いつでも

ここは煙草を擁護しているコンテンツですから、煙草と縁を切る方法を御伝授するのもヘンですが、近年やめる人が増えていて、みなさん悩んでおられるので、俺が知ってることで何か役に立てるなら協力したい。

今どき、まァ〜だ煙草を吸い続けている奴…って、俺もたしかにその一人ですが、「禁煙できないから吸い続けている」ってわけじゃありませんよ。
俺はいろいろな理由で、わざと吸わない時期っていうのが結構あるんですけど、本数を減らすとかじゃなくて、吸うか!吸わないか!しかない。
吸わないと決めたらもう、その日から1本も吸わないです。いつもそう。
なんなら、そのまま一生吸わないでいられるんだけれども、吸ったほうがはるかに人生が楽しいので、長くても3年以内にはふたたび吸い始めます。
どっちみち、1日に1本も吸わない日というのは結構ある。
普段あんまり吸わないから簡単に禁煙できるんだろ?と思うかもしれませんが、俺だって吸う時は1日1箱、飲みに行く時は2箱吸う時もありますよ。

俺はパチンコで貯金作ったくらいで、セミプロのパチンカーだったんですけど、これもやめました(これはもう、一生やらないつもり)。
そのうちにとか、だんだんに回数を減らすとかじゃなくて、パタッとやめました。

携帯電話も、かつては仕事用とプライヴェート用の2丁下げだったんですけど、なければないでどうとでもなるから、解約して、持たない主義になった(その後、危機管理のためにしかたなく再び契約はしましたが、持ち歩いてはいない)。

テレビもです。見ない時は1年間くらい全く見ない。

こういう「いきなりやめ」ができるということが、俺にとっては意志の強さの見せ所であり、もし無理があって苦痛なら苦痛で、それはそれで我慢の根性の修行でもあり、だから俺にとっては禁煙もまた娯楽みたいなものなんですが。

しかし、このページでお話しすることは、禁煙成功という結果を出すことが目的です。
マゾじゃあるまいし、わざわざ苦しんで精神の鍛練までは求めていない、しなくていい苦労ならばしない、精神力があるんだったらとっくに自力でやめておるわ、とお思いでしょうから、具体的なやめ方は後述します。
それはそうなんですけど、話が逆だと思うんですよね。というのは…。

 ひとのせいにしない

世間に出回っている禁煙テクニックは、だいたい、自分でやめる禁煙じゃないんです。ここが重要です。
煙草がうまいと感じなくなる薬や器具、あるいは、少しずつニコチン摂取量を減らしていって、なくてもいられるように体をだんだん慣らす…これらは「我慢しなくても苦しまなくても、自分でやめようとしなくても、自然に煙草がやめられる」というのを売りにしている。

それって、自分でやめてるんじゃなくて、やめさせてもらってるわけでしょ。
いわば、自分の気持ちにウソをついて、自分をだましてるわけだ。

自分は努力しなくても誰かが助けてくれるという、受身や甘えがあるうちは、何をやっても、うまくいかない。

そんなことでは、禁煙に挫折したとしても、「私としては煙草をやめようと思っているのだが、体が要求してるから、私にはどうにもならない、きっと私は煙草を吸い続ける運命なんだ」とかなんとか、どこまでも、ひとのせいなんですねえ。

これがみっともないということが、あんまりわかっていない人が、最近ふえている。
「ムシャクシャした、だから、刺した」「遊ぶ金がほしかった、だから、横領した」「酔っていた、だから、盗撮したかどうかおぼえていない」って、まるで他人事みたいに言うのが流行ってるらしい。

「尻をさわってしまったのは僕じゃなくて、この手が悪いんだ、文句があるなら手に言ってくれ」とか、なにそれ? あんたの手でしょ。あんたの管理下にないなら、俺が切り取って捨てても文句はないのか?

 

 そもそも、あなたの人生にとって、煙草は必要ないのか?

睡眠中に、意識は眠ったまま徘徊して、冷蔵庫を開けて、自分では知らないうちに食べていて、まったく記憶にないとかは、病気だからしょうがない、その人のせいじゃないです、責任能力がないから。
しかし、たいていの人は、そこまで深刻じゃないでしょう。

よく肥満の人が、「失恋と仕事のストレスでヤケ食いしてデブになった、だから、私がデブなのは私のせいじゃない」とか言うんですけど、何もしないで苦しみに耐えてるより、食べ物でまぎらわしたほうが、その人にとってラクだったわけでしょ、食べ物に罪はなくて、恩があるくらいだ。

自分が幸せだと思うほうを、自分で選択してる。
キツい運動して体を鍛えたり、遊びを我慢して受験勉強したり、それは、それやったほうが幸せだと思う人はどんどんやるし、やりたくない人は、不摂生な生活して不良学生でいたほうがラクチンで幸せだと思うわけでしょ。

「私は食べることが大好きだ、スポーツは大嫌いだ、私のストレス解消法と趣味は、食べることだっ!」と言って、堂々と太って笑ってる人のほうが、人生が明るくて、ハタから見ててこっちまで楽しくなるんですよねえ。

喫煙も、ただうまいから、吸いたいから吸ってるんだ、というのが幸せな吸い方です。
「こんな不健康なもの、吸っちゃいけないとは思っているんだけど、つい、吸ってしまう」などと、煙草を嫌ってるくせに吸ってるのは、アンタよりも煙草がかわいそうです。それこそ煙草よりも健康に悪い。

 絶対やめられる

あなたは本当に禁煙しなきゃいけないんですか? 誰が決めたんですか?
自分で決めたのなら、話が簡単なんです。

吸うのは自分、吸わないのも自分、自分のことなんだから、自分が吸わなければ、いくらでも禁煙できる。
会社の上司に禁煙させるのは難しいが、自分のことは、自分の範囲だからです。自分で結果を左右できる。
これは結局、部屋の片づけができないとか、テスト前にマンガ読んじゃうとか、何でも同じ。

 大人だから

食べ過ぎない、深夜に食べない、油っこいものばかり食べない、冷たいものをイッキしないなどなど、それは、子どもさんや家畜だったら自分じゃコントロールできないから、誰かが叱って、しつけをしなければならない。
しかし大人であれば、自己管理くらい自分でやりますよ、自己管理なんだから。

煙草は大人のたしなみだっていうのは、精神的に大人でなければならないということなんですよね。
煙草のやめ方っていうのは、結局、それだけです。
意志

しかし、それができないから誰もが悩んでるわけだから、もうちょっと具体的なやり方も御説明しときます。
それにしても、やめるなら、絶対にやめるんだという意志は、主体ですからね、これがないと何やったって無理。

 

それで、その具体的なやめ方っていうのは、こちら。

 →つづき 

やめるにしても、やめないにしても(やめないほうがいいぞー。煙草は文化であり、男の美学だぞー。笑)、あなたにとって一番理想と思える状態になって、あなたが幸せであるように祈ってます。

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