←戻る あのデザインには事情があった

 

 過渡期だった

ついにキャメルも注意書きが入るようになった。
こうして見ると、ダッサダサデザインへの変更は、やはり注意書き追加にともなう対応だったことがわかる

イラストの大きさや、フタの色のグラデーションに関する限り、注意書きが入って初めて、ちょうどいいバランスになっている。
罫線で分けているから、注意書きが手前になり、無理矢理しかたなく入れさせられましたという感じも出ている(笑)
このへんは一応、デザイナーさんもちゃんとお考えになったのだということは認めざるをえない。

しかし、安っぽい青や、ロゴ変更や、細ラインの格好悪さは、これだけでは理由にならぬ。
旧デザインのままでも、イラスト縮小だけですんだはずだ。
ラッキーが立派にやってることが、なんでキャメルにはできないんだ? 伝統は関係ねえということであれば、いっそ、もっと大幅に変えてくれたほうがあきらめもつく。

 裏は文字ばっかし

裏面は、イラストをなくし、字間を詰めてスペースをかせいでいる。あの美しい柱を一部分でも使えなかったものか。

 国産だ!

なんと、右側面に「JT 日本たばこ産業株式会社」と、はっきり入るようになった。
小さいロゴと、カタカナで商品名と、本数も入ったが、この表記はJTさんに共通のもの。この部分だけはかっこいいな、誠実だし。
アプロダクトオブどうのこうのは消え、旧キャメル以来の問い合わせ電話番号も変わっている。

 バーコード

バーコードは、ダサダサキャメルになって以降、変わっていない。すでに国産葉だったのだろうか。
うろおぼえだが、たしか最初の2ケタが生産国(日本は49)、次の5ケタ2つがメーカーと商品、最後の1ケタはエラーチェックか何かのための数字だと聞いている。
それで、バーコードの線のうち、仕切りのように長く飛び出してる二本線は、6をあらわす線なので、それが3つあるということは、すべての品物に悪魔の数字666がついたのだァなんて、ひところオカルトのほうでは話題になったもんだ。
8ケタでも、やはり最初の2ケタは国産なら49だろうと思うのだが、キャメルの場合40だ。
旧キャメルはメイドインUSAと書いてあって、01だった(0は小さい文字)。
それでいて、マールボロはメイドインUSAでも49、ケントはメイドインUSAでも02だったりする。謎。

 マナーは守らないのか?

左側面は、賞味期限が入るようになった。これもJT製に共通することで、誠実な印象を受ける。
タールとニコチンの表示はフタのほうへ移り、文字は小さくなったし色味が似てて、いくらか目立たなくなった(笑)
吸い過ぎ注意とマナーを守れの文句があったのがなくなり、かわりに、ライツという商品名だからといって被害も軽いと誤解するな、という注意書きになった。あくまでも、健康の話題に終始している。
マナーは当たり前だから書かないということであれば、健康うんぬんだって当たり前だろ。

 

ひとつ考えられることとしては、表示しなければならない文句が国によって違うらしいから、世界共通でデザイン変更というのは、もっと規制の厳しい国でのデザインも含めて、最もスペースが少ない場合を基準にしてのことだったのかもしれない。

 

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