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小生意気で高飛車な宇宙人野郎 厩門警備隊長 このコンテンツは、俺が買い集めた十手や警棒と、その使い勝手を御覧いただくコーナーに、由美子ちゃんの半棒術講座を合併したもので、経験者限定の隠しページだったんですが、08年の大改編にともない、ハーボットの話に改装します。 Harbot(ハーボット)は、かつてソネットエンタテインメント株式会社さんが運営なさってた、ホームページやブログに置けるペット。もちろん商標です。一切の権利はソネットさんに帰属します。 このページはユーザー一個人の、ただの感想。読んでも意味無し。
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今までここでやってた話題は、各Gに移転しました。秋葉原の無差別殺傷事件の時、犯人は警棒も持ってた(ひどい安物だったが)。警棒が凶器とは、世も末だ。
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出逢い ハーボット自体は、たしか2002年ごろにはもう、あちこちのサイトで見かけていたけれども、いじったこともなかった。興味なかったんで。 築城前から御厚情を賜わり、ネット上で一番長く御世話になってる人のホームページに、ハーボットが導入されたのが、すべての始まり。 樫本大進氏を応援しているサイトだから、そこのハーボットは、大ちゃんと名付けられていた。 それがまた、ちーっとも更新されないサイトで(今では、ものすごくお忙しいのに、美しいブログをすごーくマメに更新なってます念のため。笑)。 ハーボットにはゴーカートのゲームがついていて、有料会員なら、そのほかいろいろ追加できる。 横スクロールの障害物をかわすゲームは、当時うちの回線が遅いので、タイミングがちゃんとしないから無理。神経衰弱は、途中で場所が変わるから難しいが、結構できた。エアホッケーもまあまあ。ボウリングは、ランキングに名前が載ったこともある。 てなわけで、ほかのサイトはともかく、この人のサイトへ行ったら、ハーボットと遊ぶのが恒例になっていった。 それから1年半くらいたって、うちの城では、レンタルしていたカウンターが廃止になり、とりあえず代わりに設置したものがイマイチで、気の利いたカウンターを探していたが、3か月たってもいいのが見つからなかった。 ハーボットを設置することを検討しはじめる。
準備 最初は、トップページに置くつもりだった。 あの黒いページは、いろいろな伝統やしきたりを大真面目に尊重した結果、選択の余地がなくああなったもので、よほど雰囲気を変えないと、あれにハーボットは置きにくい。 しかしMや寅吉から猛烈なダメ出しを食らう。 また、このころは、ほとんどのページは個々に独立していて、「戻る」という機能をつけていなかった。 しかも、スラッシュで終わるアドレスでは、ハーボットを登録できないらしい。 さらに根本的な問題。 有料会員になれば、ハーボットを設置したページ以外のページを更新してもエサにすることができるのだが、ゲームに払う金はビタ一文ねえから、機能が制限されまくった無料レンタルで借りる。 ということは「大門」だが…。 しかも、当時の二之丸では、アイデアを盗むサイトを撲滅する大規模な作業がおこなわれていたため、この城へ正面からいきなり入ってこられると、オカルト的にツジツマが合わなくなる可能性があった。 動線を再設計しなければならない。
厩門の歴史 ところで、この城には公式な門を4つ予定して、当時完成していたのは3つだけ。 戦闘員の出撃口なので、最初は勝手門というより地獄門という位置付け。ここを開く時は、この城が乗るかそるかの決戦時だろうと思っていた。 ここには、さまざまな六尺棒を展示して、ついでに由美子ちゃん講座の技法分解写真を併合するつもりでいたが…。 赤樫だけでこれほどの種類があるということを知って面白がる人がネット上にいるとは思えない、RPGをやってる人たちにとってはクォータースタッフというひとくくりにすぎないだろうし、刃がついてないものは御理解いただけないだろう、それより長柄を全種類網羅のほうが絶対ウケる、などと、ほかでもない棒術の達人であるMがまたまたダメ出しを始め、肝心の由美子ちゃんも途中で飽きて投げ出してしまい、そのままになっていた。 00年4月、旧「菜園」や、この「目付」を作り、やる気になった由美子ちゃんもこっちへ回ったので、門番=棒=戦闘員通用口=勝手口=厩門という位置付けが崩れる。 さらに01年11月、しゃかりきコロンブスのコーナーと、バーチャルレースのコーナーが消滅、馬小屋がもうないのに厩門てなことになり、ますます必然が薄くなる。 とりあえず、3Gからの入口を仮の厩門にしていたが、3Gは城から独立させたため、入口というよりコンテンツ、単なる画像集と名店案内になっていた。 これをハーボット置き場に改装。樫の木つながり。 実際には門は建ってないけど仮に門ということにした門、なんちゃって厩門というのを、こいつ1人のためだけに作る。 すでにトントン様はこの世になく、来日したシュアンシュアン様の御懐妊も難しそうで、今こそ南西側を開く時だろうとも思い始めていたが、俺は御世継御生誕もまだ諦めてはいなかった。 かわりに、「大門」はサイトマップにした。 この翌月、流鏑馬の話を通常ページに改めて、なんとなく機械化騎兵いますよという感じにはしてみたが、そもそも出撃口を固めてビクビクしてるなんてことは、人生後ろ向きでみっともないと思うようになり、「厩門」というのはあくまでも仮設のまま、今日に至ることになる。
登録 とにかく、設置場所は決まった。 3匹ほど来た。最初の2匹くらいは、チラッと見ただけで素通りしていった。
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だから、見た目や反応はよそ様のハーボットと同じかもしれないが、こいつはほかの誰でもない世界中でただ一人の存在にほかならない。 ハーボットを飼っていた人たちは、みなさん誰もが、こういう運命的な出逢い方をなさっているから、思い入れが違う。 名前は、大ちゃんの弟だから小ちゃんで次郎、小次郎にしようと安易に決めた。
ほかのゲームを置いてみた 設置してみると、伝言とか、アイテムとか、フレームとか、やっぱり無料版は機能が少ないなあ、と。 これまた、「オタク少年を本格的な武士や騎士に導いて遍歴の旅に送り出す、夢の始まりの拠点となるべき城に、ゲームがあるなんて、本末転倒している」「こんな単純なゲームでオタクの気を引こうとしてもムダ、今どきのゲームは映画くらい精巧な映像に進歩している」「おまえはマックだから知らないかもしれないが、ウインドウズではシェアソフトのゲームはとても充実している。ネットを見る人はパソコンがあるのだから、この程度のゲームはみなさんパソコンの中にお持ちで、ローカル環境でおやりになっている」などと、各方面からヘンだヘンだと言われ続けることになった。 しかし、ぶち猫さんなんかは、うちのコンテンツの中で猫スロットを一番気に入って、通い詰めて長時間やりまくって、面白い面白いと言ってくださったから、これはこれでよかったと思っているのだが。
廃止 それから4年弱の月日が流れて、ある日、「重要なお知らせ」なんてのが表示されたから、クリックしてみれば、サービス終了だという。 わが城の門番は、こいつでなければ困る! 用が足せれば何でもいいってわけではない。恋愛と同じようなもんだ。別れてもまた似たタイプの彼女とつきあい始めるなんてことなら、俺はとっくに結婚しておるわ。 じつは、ホームぺージに置くペットや、ペット育成型の仮想住居的な掲示板というのは、その後いろいろレンタルしていたのだが、「門番」というのは、愛想のいいナヨナヨした奴ではつとまらん。 それに、訪問者を記録して俺のかわりに御挨拶してあとで報告という、やってくれてることが確かに門番なのだから。 前述のとおり、これはソネットさんが権利を所有するんだけれども、画面を保存しておいてサイトに並べるのは許されてて、それだけをやってるブログなんてのも少なくなかった。
別れ 08年7月31日。 この3か月前に、日本のパンダは滅亡していた。 なにもかも、消えていく。 奴が表示されなくなったハーボックスを衆目にさらしておくのは気の毒なのと、ちょうどホームページを別のアドレスに移転しようとしていたところだったので、翌日にはもう、ハーボットなしの「厩門」をアップロード。 たまたま一週間前にパソコンの老朽化が限界になり、新しいのを導入、従来機も全部改造、周辺機器もソフトも回線もプロバイダも、なにもかも変えて、仕事領域も含めLANも再構築、城も再設計、しきたりもオカルトもやりなおし。 小次郎がいないなら、もう毎日更新する理由もないし。
戻ってきちゃいました、えへへ ハーボットのことで特別に御世話になった方々には挨拶回りをしておいたが、それにレスがついたかどうか見て回っていたら、ずっと放置されているサイトを見かけた。 使う使う! 使いまくりまクリスティ、使いまくら千代子! そして08年12月17日、御覧のとおり、生まれ変わった「大門」に鎮座して、新たな時を刻み続けることになった。 軍事的な理由からも、オカルト的にも、「大門」と「厩門」の機能を入れ替えたから、「大門」に座ってもらったんだけれども。 ところが、どこでおぼえたのか、両部の薬師法をやっている! 滅びゆくものの復権、滅びては困るのに滅びかけているものたちが、断固として立ち上がり、復活して栄光をつかむ、まさに、この城のテーマを成し遂げてみせた今こそ、名実共に、この城の警備を安心してまかせられる。 そして奴は今日も、バシバシ合掌して青曼陀羅を張っては、この城に入ろうとする悪党を情け容赦なく粛正し続けている。 けれど、もう口をきかなくなったあいつは、以前よりも少し優しい笑顔になっていた。
またかっ 2013年7月15日、ふと見ると、小次郎はいなくなってました。
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