騎士団兵営 Knights' chambers

本朝英雄豪傑大総覧

時代劇ヒーローのデータベースです。

  うえ       けこ     す〜
        に〜     ふ〜  
  む〜    ゆよ         
凡例等 

俺が時代劇をたくさん観ることができたのは、ほとんどテレ東さんのおかげ。視聴率が取れるわけがないマニアックな作品を次々に流してくださるテレビ東京さんがなかったら、このコンテンツは絶対にありえなかった。
テレ東さんは女子アナもかわいいのだ、美人かといえば顔立ちは少しゆがんでいたりするのだが、それが魅力で、特に口元がすんごくセクシーな人ばかり。

また、友人の友人(会ったことさえない人もいる)が、地方でやってる珍しい再放送を全録して送ってくださるということが、若い頃から何度もありました。改めて感謝します。

 


戦闘員宿舎です。軍隊はチームワークのために普通タコ部屋にするんですが、この城は全部個室です。
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だいたい2週間に1名追加という更新ペース

原則として、自分でしっかり観た、名作の、戦闘をする人だけに限っていましたが、最近はろくな新作がねえから、駄作でも探索係でも伝聞でも、載せることがあります。

 

設定を追っても無意味

テレビとは最新情報である。
ニュースや情報番組はもちろん、ドラマであれバラエティであれ、今の世の中ではこういうものがウケている、この芸能人が人気者、というふうにその時代を反映している。
過去を描く時代劇とて例外ではないです。まさに時代劇。
「その時その時」というのがテレビです。

テレビは内容が消えて残らないメディアである。
このことは名プロデューサー山内さんがエッセイ本に書いておられます。
ビデオも再放送もあるし、DVDで復刻される昨今では単行本や新聞縮刷版に近くなったけれど、情報だから
古くなるということです。

テレビ時代劇は1話完結が多いうえに、演出家も脚本家も毎回違うということが当たり前で、しかも撮影スケジュールがキツい。
臨機応変に現物合わせで作っているから、整合性が必ずしもないし、なくてもいいわけです。
漫画なんかもそうだけど、長く続くものほど
こまかいこと気にしてたらキリがないですね。
め組の頭がいつも寄合で留守なのはもちろん、隠密同心が全員出て来ない回があったり、仕事人の原則(依頼人に会わない、正体を知った者は殺す等)に例外があったり。
いい意味で
そんなに深く考えて作っていない。

三匹は、自由が好きで浪人やってるようでいて、じつはただの浪人じゃなかったり、その後ホントに浪人になったり。

ダメな養子の代名詞のように言われる主水さんの、なにがダメかって、定年近くなっても子どもができないってことですが、劇中で子どもができたことはあったんです。死産だったんですが。

『水戸黄門』『大岡越前』『遠山の金さん』『必殺』『銭形平次』などは、ざっと20〜30年です。連続じゃなくて半年おきくらいだったり、キャストはどんどん代わったりしますが。
最初の頃は、視聴者を飽きさせないことを優先してレギュラーメンバーが結婚したりするんだけど、長くやってると
変化が重荷になってくるわけです。だからワンパターンになる。

じつは大岡様には子、伊織先生と助さんには妻、格さんと弥七には妻子がいたのに、いつのまにか消えました。

伊織先生の奥さんは同心の娘で、医学の勉強で長崎に行って亡くなったことになってるらしいけれども、これは女性ファンをやきもきさせて視聴率が上がるものの、あとは逆効果だから独身に戻ったと。

大岡様には父もいたけど、ほかの俳優には演じられないので、亡くなったことにした。
半七の奥さんは病死したとかで、原作と話が違う。
普通は死因すら言及されなくて、
最初からいなかったかのようになっていることが多いです。

その人の人生の中の、いつともわからないある一時期を描写したいのに、それが何歳の時なのかを限定しなければならなくなるばかりか、累積するとダブるわけにいかないからその人の人生が足りなくなってくる。

大岡様は寺社奉行に昇進しないで定年まで町奉行やるつもりか?とか。
助さんなどは、いいなづけとラブラブだったはずが別のヒロインと結婚してしまい、気がついたら未婚、しかもやたら軟派でスケベな奴になっていて、おまけにお銀といい仲という、まるっきり節操がない。

つまり、番組はシリーズとして続いていても、時間順に連続しているのではないと考えると納得できます。
子が死んだり離婚したのではなく、結婚した話のあとに未婚時代の話を見せているのだと。エピソード1です。

江戸前期の人物が、幕末の物語に出てくるとか、いわゆる寛永御前試合みたいなことはしょっちゅうです。

それでもやっぱり、黄門様は何十年生きるつもりなんだ?とか、あのペースで退治していたら全国すべての代官と家老が総入れ替えだ!とか言われてしまう。
スターウォーズならぬ三平師匠風に言えば、西村黄門は別の銀河の別の地球の江戸時代、別の光圀さんなんでしょうね(笑)
佐野黄門はいいんです。あれは佐橋の旦那か藤林無門が、個人的に変装しておとり捜査してるんだから。
里見黄門は、旅先であんなパリッとした服装で、博多人形みたいな整髪して、あれでちりめん問屋に見えると本気で思っているのだとすれば、あれは黄門様の影武者として水戸藩がひそかに作ったハイビジョン用のアンドロイドかもしれぬ。

『暴れん坊将軍』だけは別格です。
お庭番が交代するのは殉職が多いのかもしれないけど、シャイで独身貴族の吉宗なんてのは、もう別の宇宙どころか異次元世界の吉宗(笑)

本物の吉宗公には、将軍になる前から妻子がいました。
ていうか、男性能力がちゃんとあって世継ぎの心配をしなくていいというのが、次期将軍に選ばれた決定的要素のひとつだった。
後継者を作り育てることは君主の義務であり、宇宙人だろうと例外はないです。
そもそも江戸城の天守は火事で落ちている。時代劇によく出てくるあの白い城は、姫路城をモデルにした宇宙人の乗り物と思われる。

 

でも、『暴れん坊将軍』で吉宗公が恋をする回もありました。男の俺でもやっぱ気になって見ちゃうわけです。新さんに愛人疑惑なんてサブタイトルの回もあった(笑)

時代劇俳優というのもかなり限られているので、描き分けられない手塚治虫のような使い回しになり、あっちの大名がこっちの商人と同じ顔となんてことがよくある。
一話完結して、もう、それは終わったことなので、次のシリーズで同じ人が出てきても、それは別人なんですね。
黄門様の悪代官がいつも同じ人なのは、もしかするとアホな旗本の血筋というのがあって、やつらは親族なんじゃないかとか、悪代官ってフランチャイズのチェーン店なんじゃないかとか。
萬屋版子連れ狼なんて、主人公の奥さんが敵の奥さんと同じ人だったりした。それでいて敵のボスが3度もキャスト変更になるのもよくわからないのだが。

 

ワンパターンが時代劇をダメにした

つまり、設定が右往左往していたり、作品によって人物の解釈が違ったりっていうのは、新鮮味があって、活性化するんです。
確固たる設定が確立しちゃったら、その番組はもう死んだと思って間違いない。
「一体いつ、どこで、あんな神技を…」「まだテスト中の武器だが」「遠縁にあたる娘だ、今度下宿することになった」などと、新しい物が出続けていなくては、必ずネタギレになる。

時代劇が好きだと言うと、ああ、ワンパターンで安心できますもんねえ、などと、あわれむような目で話を合わせてくれる人が多いですが、俺はそんなお茶の間ほのぼの予定調和みたいなウソ臭い番組は大嫌いです。そういうのがあってもいいんだけど、そればっかりでは困る。年寄り向け、視聴率重視、それは今はよくても将来がない。

ワンパターンで定番になってるものも、最初にやった時は、前衛的で革新で新機軸だったわけですよ。

昔は、先が読めないようなハードな時代劇がたくさんあった。今でも映画だったらありますが、テレビにもあったんです。

いい人が理不尽にレイプされたり殺されたり、それで主人公がカタキを討ったとしても何ら解決しなくて、心も晴れず、やりきれなくて悲しく終わったり。
下手すると主人公が負けて殺されたり、血もドバドバ出たり。
仲間が敵につかまって拷問されていても、組織を守るために見捨てなければならなかったり。
子どもの目の前でその親を殺してしまって、子どもに恨まれたり。
仲間を死なせてしまい、その奥さんから、あんたが殺したんだとなじられたり。
殺した敵の、残された家族の面倒をみたり。
斬るつもりのない人に怪我をさせてしまって、そのつぐないのために、執拗な報復を主人公が黙って受け入れたり。
殺し屋であることがバレて家庭崩壊したり。
親友や恩人や肉親を殺さなければならなくなったり。
何かを守るために、死ぬとわかってる役目をみずから引き受けたり。

観たあとにスッキリしないような、とまでは欲張りませんが、ハッピーエンドでも何かが心に残り、考えさせられるような作品を観たいです。

初期のシリーズでは、助さんもかなり人を殺しているし、黄門様と喧嘩して、旅の途中で自分ひとりだけ自宅に帰っちゃったこともあった。
八兵衛ももともとプロの犯罪者で、旅先では売春婦を買う人でした。
印籠が出ない回もたくさんあった。西村黄門でさえ、単独行動してて穴に落っこちて、身分なんぞ何の役にもたたず、「助けてくださーい」と泣き言を叫び続けたこともあった。

三流の脚本だと、いい人なのにやむをえず罪を犯した善人は、捕まって裁かれてもせいぜい江戸追放か、鬼平にこっそり逃してもらえたり、つかまる前にもっと悪い奴に殺されてくれたり。
悪人グループの女性は、飛んできた刃物が偶然当たって死んでくれたり。
といった具合で、なんらかの事情が自動的に発生し、いい人や女性を、主人公が責めなくてもよくなったりしますが、
都合よすぎです。

初期の大岡様などでは、「なれど罪は罪」とかなんとか、あまり情状酌量もなく、いい人を重い刑にしちゃったことが結構あった。そうしなければならない町奉行の苦しみや、刑を黙って受け入れて誰も恨まない被告の姿に、こっちも感動したり。

 

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