この人をぬきに時代劇は語れない  この顔を知らないようじゃモグリ

この人の死に様を見ろ!!

 

いやあ、時代劇で一番カンジンなものを忘れてました。それは「斬られる人!」(笑)
あの必殺シリーズに、誰も死ななかった回があったんですけどね、そういうのは例外中の例外(俺は2つしか見てないけど、全部で3つあるそうです)。
悪がいるからこそ正義の出番があるわけで、本物の剣道では、受け役(懸稽古をつける側や、打太刀)のほうが難しいくらいです。

で、俺はこの30年、ずっと気になってる人がいるんです。ファンと言ってもいい。

それが福本清三さん。

いったい、何回死んでるんだ?!

俺が見たテレビ時代劇ざっと1000本のうち、どう考えても半分以上には出演なさってたはず。
最近では、京都が舞台のサスペンスドラマで、事件現場を見ている野次馬の中にいましたよ。私服スッピン(たぶん)で白髪のまじったパンチパーマに、うっすらと色のついたメガネでした。思いっきりヤクザ風(笑)

斬られ役やらせたら日本一!

 

時代劇で日本一ってことは世界一、宇宙一ってことです。
誰でも一度は見たことあるはず。ファンクラブまであるそうです!
一目でわかる悪役顔、それも権力をカサに着て私腹を肥やすんじゃなくて、貧乏なヤセ浪人タイプ。凶悪で、性格がギスギスしたような。

俺は、この人がいつの日かスポットライトを浴びるところを見たい! 悪党だけど、最後は正義に目覚めるとか。
ときどき、悪役じゃない脇役で出てるのを見ると、俺はうれしくなっちまうのです。
大名旗本の家臣の役だったりすると、悪いのは親玉だけで、この人はむしろ忠実な、いい人なのではないか、斬り殺してしまう里見浩太朗さんのほうが残酷だよ〜!と思って観てるんですよ。

さあ、あなたも次に時代劇を観るときは、チャンバラシーンでこの人をチェックだ!

後日談。『ラストサムライ』に出演なさって、斬られなかったそうです。
人生で斬られた回数2万回だって。さすが!

「将軍家光の乱心 激突」を久しぶりに観たら、次期将軍をお守りする侍の中にいました。しかも一回目の襲撃では生き延びた!

 

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