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 月牙‘金産’だった

横浜中華街の中に、『孫悟空』さんという、中国茶の茶葉の店があります。
ここの茶葉はもちろんうまいですが、店員さんが御親切で、しかも美人ばっかり…、いや、それよりも、パッケージに西遊記のシールが貼ってあることが興味深い。
シールは、三蔵、悟空、八戒、悟浄があり、もちろん悟浄のやつを選んで買ってきたので御覧ください。

やっぱり沙悟浄が持ってるのは「月牙‘金産’」です。

 悟空と書いてありますが、これは店名。

 

この店の、別の商品のパッケージでは、こうです。
今度は、荷物持ちになっちゃってる。天秤棒かつぎ。

こういうイメージカットとか雰囲気イラストを、学術的にどうこう言ってもしょうがないことですが、本場のみなさんがどういう感覚でとらえているかを知る一例として、御紹介しときます。

白馬ではありませんね。
やっぱり三蔵法師はごっつい杖を持っている。

ピンボケですみません。

 

 石突がない

店先に、沙悟浄の像がありました。

どっちかっていうと関羽様みたいですが、関羽様なら大刀(中国武術で言うところの大刀。日本の薙刀にあたる)を持つのが一般的だし、この像って、たしかに三蔵、悟空、八戒の像と一緒に飾ってありました(悟空や八戒の人形も、同じような中国甲冑を着てました)。

あまりにも観念的というか、京劇みたいな規格でやってるものだから、このコンテンツには使い物になりませんが。

中国人の手によってディフォルメや様式化された状況でも、やっぱり三日月刃だけは、悟浄のイメージとしてあるわけですね。
沙悟浄の武器といったら、どうしても三日月刃でなければダメらしい。

 

次回は、エノケン版について。

 続く→ 

 

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