←戻る  外板上張り(舷側下)

やっと面倒な船底が終わり、いいかげんにペースを上げなければならぬ。
しかし、ここから先がまた、いろいろと面倒な曲線が続く。
説明書どおり張ったのでは浮いてしまうのだ。

 

 10/1 外板上張り(舷側下)の仮設置
隙間は全部後回しにして、今日から、外板補強材に挟まれた中間部分をやる。
その前に、船側補助財を本当に下張りにつけるかどうかを悩む。どう見ても
隙間があくのだ。この隙間に、上張材くらい簡単に入ってしまう。かといって全部を下にしくと、上や下がかえって浮いてしまう。
テープで仮止、合わせて様子を見る。やはりもう少し船側補助財を精密に削ることで対応しようと思う。

 

 10/2 外板上張り(舷側下)の仮設置の続き
船側補助材の修正をもう少しやる。
やはり、これが外板下張りに密着していないとダメだ。当てては削り、削っては当てるということを、チマチマやる。
船側補助材の
上張りを先にやってしまったのは、本当に失敗だった。今にもはがれそうで、気になって、思いきり削れない。
やはりパテのほうがよかったかもしれぬ。

 

 10/3 外板上張り(舷側下)
今日は一番下の外板補強材の上、右舷ばかり2枚張ったところで、気に入らないことがあって2枚とも剥がした。
一番下の外板補強材の下に、先細りでないのを2列張ったため、そのかねあいで、一番下の外板補強材のすぐ上にも先細りにせず2列張ってみたのだが、これでは中央に隙間ができる。
最も攻撃を食らう所がキールにかかっていないのは許せない。
やれば終わる作業ならやるが、どうやるか方針が固まらない。

 

 10/4 外板上張り(舷側下)
今日は昨日の板の接着剤カスを落とし、先細りを都合4枚。
計算してみると、最大で28、最小で22(船尾は20だが、船尾は変則でいいことにする)、板は最大で4枚半、4枚幅が28.75誤差含めて29として、1枚あたり1.75減、「半」をキールにかけるために2.0ということだが、
先細りの幅は揃えたい。下から先細りを張っていって、まずければ、先細りでないのを途中で挟むことにする。

 

 10/5 外板上張り(舷側下)
今日は1枚。今日で200日め(笑) 遅れすぎだ。
先細りにしたら長さが余る。この余り分が、浮きだったわけだな。釘位置もズレるので、つぶして埋める。
もう1枚やろうとしたが、
船尾は150では足りない。もう10ミリ先細り。中央がかなりゆがむ。ここだけもう1列、釘を打たねばならないようだ。
フレームAの釘位置は、かなりめちゃくちゃ。

 

 10/6 外板上張り(舷側下)
今日は昨日の対と、さらに2枚。
やはり中央が浮くので、船尾はさらに30削って、190にした。
ここにきて外板補強材の釘位置がフレームIで少しまずいことが判明、打ち直した。これは釘穴を埋めにくい。
次の列からは面倒な船側補助材の切り欠きだが、考えてみれば、
張ってから切りゃあいいのだ。これなら、浮かず、シャープに切れて、木目も揃う。

 

 10/7 外板上張り(舷側下)
今日は2枚と、さらに左舷に仮止めを1枚。
このへんで、先細りでないのを入れないわけにいかないが、すでに次の1列を切り出してしまった。それを張って、次に先細りでないのを張ったら、
船首だけ少し外板補強材にかかるので、部分的に最大2ミリほど削らなければならない。
現物合わせの途中でお客さんが来たり、寅吉から電話があったりで、もう日付が8日に変わってしまう。今日はここまで。

 

 10/8 外板上張り(舷側下)
昨日の問題がまだ解決していないが、左舷ばかり削っていたらヘンなので、右舷も仮止めしてバランスを見る。こっちもぶつかるようだ。
左右
同じくらいの削り幅でいけるとわかったので、このまま進めることにする。
ここで百均ルーターが役にたったが、あいかわらず、すごい音。
外板補強材との幅は、意外にすべての位置で同じくらいになっている。基準外板の位置をしっかり測ってよかった。

 

 10/9 外板上張り(舷側下)
おとといからの2枚を張った。
接着剤は面でべったり塗っている。釘で止めるのだから、点で塗ってもよさそうだが、やはり密着させるためにはべったりだ。あれだけ下張りをなめらかにパテ埋めしても、まだヘコむ部分があるので、これが最終的な調整になる。コニシの180グラムでも、結構残り少なくなってきた。買って来なければなるまい。
これで舷側下はひとまず終わり。舷側中へと進む。

 

 10/10 参拝・・・のはずだったが
今日は年に一度の金刀比羅様の縁日。
ところが、別の行事で椅子並べと呼び出しだけの約束が、飛び入りさせられて全身を故障。救急車で運ばれても不思議はないくらい。忙しいのではなく(それもだが)、肉体的に動けない。理沙を代参に出したら、場所がわからない、雨が降っている、と任務を放棄。神に誓って(本当に相手は神だが)
参拝する気はあったのに、できなかった。棒を振り回す理沙の弟子の図。

 

 10/11 外板上張り(舷側中)
膝の爆弾が熱を持ってしまい、気合を入れればなおるかと思って、朝のロードワークだけは欠かさなかったが、一日中、寝込んでいた。昨日休みをとってしまったので仕事も山積みだが延期。掲示板も休みました。
しかし
根性で先細りを1枚だけ。しかも船首側だけ。180ミリ。頭クラクラするうえに、脈のたびに足がジンジンする。理沙にデジカメを預けたままなので、撮影できなかった。この画像は14日に撮ったもの。

 

 10/12 セイルの下拵え
家までおしかけたが留守。あとで電話があり、即日デジカメを届けること、セイルをやること、
遅れたらネットに顔をさらすことで合意。
工芸家のはしくれ、しかも川で知り合ったという理由だけで築城前から海軍幕僚長提督元帥を真っ先に取ったのだから、本当ならこの船の責任者になってもいいくらいで、それが建造を邪魔してどうする。で、やっぱり来なかった。
俺は帆の仕込みにかかる。裁断。鋏は今回だけデリカライオン。

 

 10/13 セイルの下拵えの続き
縁を2つ折り、木工用ボンド止め。下はカーブだが、ガーゼみたいな布だから、多少の誤差は伸びてくれた。
神聖な帆を、アヤのついたなりゆきで、バカな奴にやらせるのもムカつくし、自分のお人好しにも腹が立つ。しかし宇宙船のマストだから、どうせ帆はオマケだ。
有名人なので、築城以来、広間にさえ顔を出さない方針だったが、結局、まだ来ない。
待つのは疲れる。下拵え終わっちまう。

 

バカの写真は11月1日、削除しました。俺も甘いなあ…。

 

 10/14 セイルの外注と外板上張り(舷側下)の続き
当初の計画では、友人知人の女性を総動員して、1人ひと針ずつ縫ってもらうつもりだった。しかし
手縫いではオーバースケールと見た。縦縞も本当は縫い目のはずだ。取説ではミシンまたは手縫いとあるので、やはりミシンがいい。
今日は止めきれてない折り返し部分を再接着、アイロンがけ。やっと来た。撮影せずに渡しちまった。
先細りもう1枚。船尾側は100ミリ。

 

 10/15 外板上張り(舷側下)の続き
今日は2枚張った。主翼軸穴がふさがるので、仮に開け直し。10日からの画像をまとめて処理。
重要なことを忘れていた。帆はどうか知らないが、軍旗や母衣は伝統的に、
返し縫いをしてはならないというしきたりになっている。退却みたいで縁起でもないという理由。もう縫ってしまったかと思って電話したら、まだ全く手をつけていなかった…。19日昼までに届けると言ってくれているが、どうだか。

 

 10/16 外板上張り(舷側下)の続き
今日も2枚。210の170。浮きすぎだ。
そろそろ
木目が目立つ板を優先的に使っている。ここらへんが、一番目立つ所だから。ただ、節のある板を使うかどうかで、少し迷う。アクセントになって、いかにも木のように見えていいが、船に悪質な材木を使うなんて、単純にみっともないのだ。まだ考え中だが、たぶん使わない。
外板補強材の釘位置は、だいぶ変更した。それより主砲窓だ。

 

 →つづき 

 

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