←戻る  外板下張り(下甲板下、上甲板下)

結局5月にズレ込んでしまった下甲板下だが、本人は急ぐ気サラサラ無し。
易学の理屈で言えば、夏までは根や幹をしっかりやる時期で、実がなるのはずっと後だ。
今月は上甲板を張って、その上まで外板を張り尽くす予定(あくまでも予定。笑)。

 

 5/1 外板下張り(中間部)
今日は甲板側から10枚、船底から2枚。狭い船首側は尖らせ、広い船尾側は太くして、現物合わせで強引に調整。ゆがみだらけだが、とにかくあと1枚半で下甲板下は終わる。半というのは、隙間がえらく有機的な形してやがるので。
船らしくなってきた。船が女性名詞なのは納得する。マンドリンは音よりもまず形が美しいのだ。しかし、こんなの毎日お見せしても、うちの城にしては
地味というか、面白みがねえんだよな。企画自体が失敗だったかナー。

 

 5/2 外板下張り(中間部)の続き
船倉を封鎖する前にやることが2つ。まずキール主翼軸穴。バランスを見るためと、長さ15センチのドリルを持ってるから、ギリギリ延期していた。ここで開けて、オガクズを出す。次に、香を焚き込む。護身の邪魔だが、武、仏、茶、装などでは必需品で、俺の友達の友達は安室奈美恵さん専用の香水を調合した人。その人ではないが、俺も15年ほど前に専門家に自分の得意技などを伝えて、ふさわしい香りを選んでもらい、以来愛用してるので、こいつにも焚いてやりたい。
下甲板下は張り終わり

 

 5/3 外板下張り(下甲板下)の修正
船首と船尾の曲面は、板が斜めになって、まるで鎧張のように段差ができて、板の厚み1枚分くらいの
隙間があいてしまったので、端材を少し大きめに貼り付けてふさぐ。あとで削る。板さえ平らになっていれば、板と板の隙間は1ミリ以下であれば気にしない。どうせ上張りするから適当でいいのだが、上張材が薄いので、完成後の手触りがペコペコでは困る。パテでやろうかとも思ったが、同じ材質のほうがいい。
重心の低い今なら、本当に水に浮かぶはずだ。

 

 5/4 下甲板の船首側整形
昨日の木っ端を少し削ったが、外板を全部張ってから、まとめてやることにする。外板下張りが甲板を越える前に、
例の下甲板船首側の仕上げをやる。基準外板(下)を張った時点で船首の角度は判明していたのだが、強度が心配で後回しにしていた。
どんなにエンジンを強力にしようとも、ヤマトのような離着水をやるんだったら、造波抵抗はないにこしたことはない。それで船首を尖らせたわけだが、全体の設計に破綻が起きないか心配ではある。特に船首楼下には隙間ができるかもしれない。

 

 5/5 外板下張材の下塗り
説明書によると、甲板上に出る外板下張材は、張る前に内側を塗装だが、基準外板(上)だけ塗らないのはヘン。水平が1本入れば締まっていいが、塗り忘れたようにも見えるはずだ。ウッドブラウンで薄めに塗るべきと判断。
それ以外の外板こそが本来はウッドブラウンだが、ブルワークの陰だからフレームより濃くしたい。端材でテストしたら、不透明だが
グレイズが効く。これは油彩の技法だが、プラモ等でもおこなわれているはず。26枚ほど仕込む。

 

 5/6 外板下張材の上塗りと、基準外板(上)張り
昨日の板を10枚ほど、上からウッドブラウン塗り。つまりはレッドブラウンだが、この塗料、ビンの半分くらいに減ってきたし、考えてみりゃ切り捨てる部分まで塗るこたあない。残りは、長さが決まって両端先細りにしてから随時塗る。
基準外板は下塗りなし、木目が見えるよう洗い出し。先細りにしなくていいので、今日のうちに張ってしまう。木工用ボンドは乾けば透明だがテカるので、
はみ出さないように気を使う。もっとも、張ってからレタッチしてもいい。

 

 5/7 基準外板(上)の修正と、外板下張り(上甲板下)
昨日張った基準外板が、例によって暴れる。船首では外と下に、船尾では内と上に傾いた曲面なので、濡らしまくった板でもなじんでくれなかった。ゼリー状の木工用瞬間接着剤を買ってきて、強引にクリップで押さえ付けた。
上下基準外板に挟まれた部分、下甲板のフチを張る。今日は2枚だけ。説明書によれば船底側が現物合わせなので上から。ここは目立つし、内側は段差ができると
修正がきかない。クリップで押さえて、となりの板と密着。

 

 5/8 外板下張り(上甲板下)の続き
今日は5枚。害はないが、塗装したものはヤカンに入れる気にならない。かといって風呂につけるのも気分が悪い。板を斜めにして蛇口からポタポタと水をたらす。
船体ラインは、フレームABで船底が細く、CDで波から隠れる格好になり、Eが一番幅のある所、そして急角度で細くなって、Fは下手するとくぼんで、HIと急に細くなる。つまり、
この船は船尾のほうが細い。マグロ型。空力的には正しい。ハッチは作業の邪魔なので、ずっと外している。

 

 5/9 下甲板と外板下張り(下甲板下)の整形(仮)
例の
下甲板船首側が、まだ出っ張りすぎていて、板が浮くので、これ以上張ることができない。キワ刀をつっこんで、かなり削った。左舷の端の片持ち三角部分(写真右)が少し割れ、しかもカケラがどこかへ飛んでしまい、新造した。
頭を冷やすために、いったんほかの作業をする。下甲板下に張った外板下張りをおおむね削って様子を見た。船尾船底側はひっこんでいて、もう少し木っ端を張り付けなければならないことが判明。やはりパテも必要なようだ。

 

 5/10 外板下張り(上甲板下)の続き
昨日あちこち触っていじくったせいで、基準外板(上)右舷が少し剥離。止めなおす。板張りは今日は1枚だけ。作業のペースが落ちてきた。最近は
1日10分とか5分しかやってない。俺はコレだけやってるわけじゃなくて、仕事が長びいたり、炊事も洗濯も掃除もやり、あちこち出かけ、人づきあいもやりつつ、武術と音楽のほうでも毎日の課題があって、特に今週は出番があるから音楽の練習量が足りない。音楽は、たまにたくさんでもなく、毎日少しでもなく、毎日たくさんやらないと全然ダメ。

 

 5/11 外板下張り(上甲板下)の続き
これ書いてるのは夕方。今、日テレのニュースで首都高暴走族の特集の映像が出ないトラブルがおきてアナウンサーが右往左往してるのを見ながら、2枚張ったところ。今からすぐ出かけて、たぶん朝帰りになる。もう撮影したりネットに上げたりしてる時間がない。更新は明日だ。掲示板も休みます。しかし、とにかく天地神明に誓って11日も作業をしたぞ! どうにか外板は下甲板に達し、基準外板に挟まれた部分は、舷側は
あと1.25枚くらいだが、船尾は2.1枚分くらい。板を先細りにしすぎた。

 

 5/12 外板下張り(上甲板下)の続き
これ書いてるのは昼。いいともで書道やってる。今日もこれからすぐ出かけて、帰宅はたぶん日付変わって13日、画像処理とアップロードは翌朝になるかもしれないが、とにかく出がけに1枚張り、12日も作業をした!いう事実だけは作っておく。
説明書とは違うが、船尾側は先細りにせずに、甲板側から船底側へ渡した。船尾側の隙間が広すぎるためと、Z軸で彎曲させる分にはいいが、同時にY軸方向へも曲げるのは限界があるため。

 

 5/13 外板下張りの続きと修正
今日は昼食時間を切り詰め、ラムちゃんの声の人が築地や銀座を紹介する番組をBGMにしながら外板を1枚張り、先日削ってみて
まだ段差が残っていた下甲板下の船首と船尾すべてに、木っ端を貼り付けた。昨日も船尾だけ少しやりかけたが、時間がなかった。というわけで、たしかに13日も13日のうちに作業はしたのだが、これ書いてるのは朝帰りして翌14日の朝4時! 今週は所属団体の行事やら人の誕生日やら、自分ではどうにもならない拘束時間ばかり。

 

 5/14 外板下張り(上甲板下)の続き
あとは左舷に隙間が3か所、右舷に1.5枚分くらい幅の長〜い隙間がある。今日は
左舷船首側だけふさいだ。木っ端を張り付けて調整。基準外板(下)が斜めで、甲板側は密着していないので、1.5枚分くらいの厚みが要るため、同じ所に2枚重ねて張る。今、夕方の5時。今朝から一睡もしとらん。水野なんとかさんが釣りの番組でバスに乗ってる。今日はずっと外回りの仕事で、風呂と夕食のためだけに帰ってきた。これからすぐ出かけなければならぬ。更新はたぶん明日の朝。掲示板も休みます。

 

 5/15 外板下張り(上甲板下)の続き
今日は左舷中央側だけ。うちは週末が稼ぎ時なので、こんなことやってるヒマは全くないのだが、サボるのもイヤだという理由だけで細々と続けている。「私事は言い訳になりませんよ」が口癖の先輩がいたが、こっち(模型)が私事だ。
キット付属の木工用ボンド(正確には「木工用セメダイン」)が尽きてきた。甲板受材などに、わざと山盛りでパテとして使ったので。買い置きがあるから、
湯水のように使う。工芸やる人は、木工用ボンドは常備してるもんだ。

 

 5/16 外板下張り(上甲板下)の続き
今日は左舷後方だけ。作業が
チマチマとしか進まない。小さい木っ端を張った部分を早く削りたい。今、午後3時。蛇に呑まれた亀が体外に脱出して無事という話をテレビでやってる。この30分後には、俺は新幹線の中。商売の打ち合わせをしてから所属団体の行事に出て、日帰りする。更新は日付変わって17日になると思うが、とにかく16日も作業をやったぞ。撮影自体は簡単だが、イラストレーターが入ってるほうのパソコンでサイズとファイル形式を変更しなきゃならないんで。

 

 5/17 外板下張り(上甲板下)の続き
いよいよボンドが終わりで、かなりしぼり出さないと出てこなくなった。マヨネーズ、ケチャップ、歯磨き、みんな最後まで使えるようになってないんだよな。中途半端に余った接着剤を塗って、金属定規をヘラにしてこすってみた。ふやけて木が適当に削れてくれて、その
オガクズがボンドとまざってパテになり、段差が埋まるという目算。しかしブヨブヨするので、あとで削るのは難しくなるかも。とりあえず右舷側だけでやってみて、よさそうだったら左舷もやることにする。

 

 5/18 外板下張り(上甲板下)の続き
右舷に1.5枚。これで
基準外板に挟まれた部分は張り終わり。この程度のことに何日かけているやら。左舷にも、なんちゃってパテ盛り。
ヤマトも工程3パーセント遅れでテストもしないまま発進して巨大ミサイルの直撃を受けていたし、アルカディアは使う側が全員ヘボでコンピュータまでミスをしたり敵に助けられたり、エメラルダス号は彼氏探しに使ってて戦闘能力をあんまり生かせてないわけだが、しかし、そのくらいでなければ話が盛り上がらないんで。

 

 →つづき 

 

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