大粛正 昔から言われているネタとしては、「赤の広場で『ソ連の書記長はバカだ』と叫ぶと死刑にされる、それは名誉毀損罪ではない、国家機密漏洩罪だ」というのがある。 アカの指導者ってのは、秘密警察かなんか使って、てめえんとこの国民をてめえで殺すんですよね。 特に34年末からやってたのは「大粛正」と呼ばれる大規模かつキチガ○なもので。 軍の高級幹部のほとんどが死刑。 下手な戦争よりも大量に死んでくれて、優秀な人から先に殺してくれて、ドイツや日本にしてみれば手間が省けるくらいですが、仲間を平気で殺すような奴は敵を殺すのも平気ですから、強いんです。新選組と同じ。 飛行機の設計者もなんだかんだと罪をでっちあげられ、「ドキッ! 逮捕者だけの設計局」なんてのもあったくらいです。 これは、技術者を隔離することによって、亡命を防ぎ、機密を秘匿し、開発を急ぐようハッパをかけるためだったんじゃないかと俺はにらんでいるんですが、スターリンのやることだから、そこまで深い意味ではなかったのかも。 でもパリカールパフさんも、仕事が遅いとかで軟禁されて開発させられてたことがありました。 ソ連には「閉鎖都市」というのもあって(じつはいまだにある)、軍事基地や軍需工場のある街なんかは、都市全体をそれ専用にして、関係者とその家族しか住んでない、自国民でも立ち入れない、なんてこともありました。
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頭数が多い! 日本みたいな小国で大粛正をやったら、軍事だけでなく、社会が、たちゆかなくなります。 今は中国人民解放軍が、人海戦術みたいなことをさかんにやってますが、あれの本家本元はソ連です。 戦死者の数でいうと、ソ連は1ケタ違う。 民間人を含めたら、たぶん2000万人は超える。 女性兵士が多いのもソ連軍の特徴です。 場当たり的 ソ連軍の戦い方というのは、とりあえずその場しのぎというか…。 頭悪い指揮官しかいないからです。確固とした方針がないまま戦ってる。 こういう効率の悪いことをやっていても勝つというのは、実力を出しきってないのに勝つ、もともとの基礎体力がよっぽど強いということです。 もっとも、指揮が下手なのはどこの国でも同じみたいで。ドイツもキチガ○の人が気分で命令してるから、やることが支離滅裂。大日本帝国の戦争指導者がバカばっかりだったのは御存知のとおり。アメリカは政治と物量で勝てるようにしておいてから戦うので、不利な状況を指揮のうまさで大逆転なんていう危ないことはそもそもやらないので、戦術の名将を輩出したためしがない。
→つづき
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