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まず、普仏戦争があった 普仏戦争、プロイセンとフランスが戦って、プロイセンが圧勝したわけです。 バラバラになっていたドイツは、プロイセンを中心に再統一し、ドイツ帝国になる。 ヴェルサイユ条約 そのあと第一次世界大戦、ドイツは負けた…。 賠償金は、ドイツの国民総生産20年分を払えとか(笑) かといって、飛行機は民間航空さえ禁止とか、軍事に関連しそうな産業は制限されてるから、払う賠償金を稼ぐこともろくにできない。 ドイツ通貨の価値は1兆分の1に暴落、天文学的インフレ、つまり1兆マルク払わないと1マルクのものを売ってもらえなくなった。 世界恐慌 弱り目に崇り目というやつで、そこへ景気が悪くなった。 第一次世界大戦でアメリカは戦場にならなかったので、生産が落ちてるヨーロッパにメイドインUSAを売りつけて、儲かったもんだから、アメリカ人は調子に乗りすぎてしまった。 つまり、アメリカ人の欲深さと、パニックをきちんと収拾つけなかった無責任のせいで、混乱が世界中に連鎖してしまった。 あんまり不景気だから、みんな関税を高くして自分のとこばかり優先するので、植民地を持ってない国は貿易で稼ぐということができない。
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貧乏人を孤立させた 感情で動くバカというのがあるんですね。 ところが、もっと頭の悪い奴は、ムキになって、それを追い詰めてしまう。 あの人はいつも、ダメな私を大きな愛で包んでくれている、自分にも悪いところがたくさんあったなあ、と、相手が自分で気付くまで、ひたすら、こっちはおおらかに、黙って何でも許してやるより、方法がないわけです。 孫子に「囲む師は必ず闕く。窮冦には迫る勿れ」というのがあって、いくら悪い奴でも、あんまり追い詰めると、死にもの狂いで戦っちゃって死ぬまで降参しなくて手強いので、退路を開けてやれというんですね。 ドイツ人みたいに聡明で合理的で科学的な人たちでさえ、ここまで追い詰められちゃったら、ナチスに1票入れようかって気分にもなっちゃうわけで。 大坂の陣のあと、家康公が駿府城で、家臣たちに言ったことがある。 戦争が終わったら、敗戦国の復興を手助けしてやるくらいでなければ、いつか必ず仕返しされる。そもそも敵国の民衆だって被害者なんだし。 しかし第一次世界大戦の時は、ちょっとドイツをいじめすぎた。 ドイツはネチネチと恨み続けて、こっそりと戦争準備を進める。 ソ連はアカになって世界中から嫌われていたので、嫌われ者同士が手を結び、ドイツの戦争準備はソ連が手伝う、ソ連の軍事育成はドイツが手伝う、という関係になってました。 33年、ナチスが政権を取ると、ドイツはソ連工場を撤収してしまう。
→つづき
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