グローエンジン 昔、焼玉エンジンというのもありました。 一説には、これをジェット化できれば、ナウシカのガンシップが作れるらしいんですけど、そこまで技術があったら、もっとうまいエンジンが作れそうなもんだ。 ディーゼルエンジン ディーゼルも作った人の名前です。 飛行船の「移動」になら使われました。ツェッペリン飛行船が500馬力くらいのを5発くらい付けていた。 燃費がいいから、航続距離はガソリンの1.5〜2倍くらいあるんですが、そこまで飛ぶ前に故障で引き返したりした。 ディーゼルのことなら、鈴木孝博士の『20世紀のエンジン史 スリーブバルブと航空ディーゼルの興亡』を強くおすすめします。話の中身はもちろん、随所に技術者の誇りが満ちあふれ、著者の直筆イラストになんともいえない味がある。
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ヴァンケルエンジン ヴァンケルも作った人の名前。 やってることが不完全燃焼の同時進行なので、燃費ははなはだ悪いけれども強引な高出力、構造が単純で部品が少ないから小型かつ軽量で、振動も少なく、低圧縮だからオクタン価がどうでもノッキングが少ない。 プロペラの駆動力としてはあまり一般的ではないです。モーターグライダーや軽飛行機などの、特に自作ハンドメイドや実験機などに、小型軽量であることが好まれて、ちょっと使われる程度。 市販車で実用化したのはマツダさんが世界唯一なんてのはウソ八百で、これこそソ連の得意分野であり、ソ連ではいろいろな自動車に普通に使われてました。 ディーゼルエレクトリック これはエンジンのことではなくて、動力の使い方です。 エンジンも、駆動軸も、最も実力が発揮できる回転域で回していられる。 飛行機では、使用例を聞いたことはありませんが、どっちみちガソリンエンジンは発電もやってます。
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